ザッケローニ監督

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「本当は今回、壮行会はできない、やりたくないという話があってもおかしくなかった」と日本サッカー協会幹部は言う。代表チームの意向として、合宿地の鹿児島から「直接、アメリカに飛びたい」という話が起きてもおかしくなかった。また、キプロス戦のような「有料試合をしなくてもいいだろう」という話もすらも出てくる可能性があった。

日本サッカー協会の中では、当初キプロス戦が壮行試合なのだから、そこでセレモニーを行えば十分だろうという話もあったという。だが、「火曜日の埼玉にいける人たちは限られている。もっと別の形が必要ではないか」という意見が出て、壮行会をやろうということになった。4年前に炎天下で壮行会を行い監督、選手、ファンを立たせ続けたという反省もあり、今回は体育館を借りようということになったのだ。

鹿児島での合宿を終え、キプロス戦の準備のために移動するのが、うまく日曜日となった。体育館を借りるために前回よりもコスト増になりそうだったが、入場料収入以外にスポンサーから協力が得られることになった。あとは日本代表チームの全動向を決める権限のある人物、ザッケローニ監督がどう言うか。「ノー」と言われたら、すべてはなくなる。

企画段階で話を聞いたザッケローニ監督は、持って行ったスタッフが驚くほどあっさり許可をした。そして自分たちの協力も申し入れてきた。「日本サッカー協会のスタッフを信頼してくれている」。前出幹部はそう思って感激したと語る。

「日程や会場など、いろいろな偶然も重なって、今回はうまく壮行会ができたと思います」(協会関係者)。懐の広さを見せたザッケローニ監督は、今回も幸運を呼び寄せ、多くのファンから温かい声をかけてもらいながら、日本を後にすることができそうだ。

【取材・文/日本蹴球合同会社 森雅史】

▼ 至近距離でファンと触れ合った、ザッケローニ監督



▼ ファンサービスに努めた、本田圭佑



▼ 今回、東京・代々木第一体育館で「壮行会」が実施された



▼ キャプテン長谷部のかけ声が、マイクで拾われると、場内から笑いが起きた



▼ 円陣を組んだ、代表メンバー



▼ 伊野波雅彦、酒井宏樹、吉田麻也、遠藤保仁



▼ 「たくさんのものを背負って戦ってきます。一緒に戦いましょう」と挨拶した、長谷部誠



▼ 川島永嗣



▼ 内田篤人



▼ 森重真人



▼ 今野泰幸



▼ 伊野波雅彦



▼ 吉田麻也



▼ 遠藤保仁



▼ 青山敏弘



▼ 山口蛍







▼ 岡崎慎司



▼ 香川真司



▼ 柿谷曜一朗



▼ 大久保嘉人



▼ 大迫勇也



▼ 権田修一



▼ 長友佑都



▼ 森重真人



▼ 今野泰幸、伊野波雅彦



本田圭佑、清武弘嗣



▼ 香川真司、柿谷曜一朗、大久保嘉人



▼ 内田篤人



▼ 香川真司



▼ 酒井高徳



▼ 大久保嘉人