スペインの日刊紙「アス(As)」が、2002年日韓ワールドカップ(W杯)で韓国がベスト4進出を果たしたことについて「審判のおかげ」だとする内容の記事を掲載し、韓国で物議を呼んでいる。韓国メディアが報じた。

■「2010 FIFAワールドカップ」に関する写真

 「アス」紙は、4日(日本時間)のスペインと韓国の親善試合を前にした報道で、元スペイン代表のイバン・エルゲラ選手に単独インタビューを行い、韓国チームについて分析する記事を掲載した。

 エルゲラ選手は02年W杯でスペイン代表として出場し、ベスト4進出をかけた試合で韓国と激突。試合ではPK戦の末に韓国がスペインを下しているが、エルゲラ選手は韓国戦での敗退は予想外であったことや、当時の状況はすべてがおかしかったなど、8年前の試合を振り返りながら語った。

 特に、審判の判定には今でも納得がいかない様子で「アル・ガンドゥル主審は、スペインチームのゴールを取り消し、何度もオフサイドを取った。スペインチームにはだんだんと怒りが湧きはじめた」と不満を爆発させた。

 当時を振り返るエルゲラ選手は、韓国チームもよく戦ったと述べたものの、韓国と戦ったポルトガルやイタリアから退場選手が続出したことについて、「多くの犠牲者が出た」とし、判定をめぐって騒動が起きていたと語った。

 「アス」紙は、ほかの記事でも「今日復讐(ふくしゅう)する?1000対0で叩きのめしても、当時の痛みは癒(い)えない」と当時の韓国戦を引き合いに出して報じた。

 韓国でこの記事が報じられると、「判定もサッカーの一部」と激しく反発するコメントや、「合っていることだが、8年前の出来事だ」と報道内容を認めるコメントまで、さまざまな意見がネット上に書き込まれ高い関心を見せた。

 一方、4日にオーストリアで行われた親善試合では、1−0でスペインが韓国を下した。(編集担当:新川悠)



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