[6.20 W杯E組第2節 ドイツ 2-1 コートジボワール トロント]

 北中米ワールドカップは現地時間20日、E組第2節のドイツ代表対コートジボワール代表を行い、アディショナルタイムの劇的逆転弾で2-1とドイツが勝利を収め、グループリーグ突破を決めた。26日に行われる第3節でドイツはエクアドル、コートジボワールはキュラソーと対戦する。

 前半10分のドイツ。コートジボワールをパス回しで押し込みながらDFヨシュア・キミッヒの低い位置からのクロスにFWカイ・ハバーツのヘッド。ボールはゴールマウスをとらえるもGKヤヒア・フォファナが良いセーブを見せる。

 前半18分には左サイドでMFフロリアン・ビルツ、MFジャマル・ムシアラ、MFアレクサンダル・パブロビッチが良い三角形をつくり、パブロビッチからのリターンをもらったムシアラがミドルシュート。ボールはわずかにゴール右に外れるもドイツがその圧倒的な攻撃力を発揮する。

 続けて前半22分のドイツのコーナーキック。ショートコーナーからキミッヒが質の高いクロスを供給すると、パブロビッチが飛び込む。ヤヒア・フォファナと交錯する形となり、キャッチミスとなったボールはそのままゴールへ。ネットを揺らしドイツの先制点かと思われたが、これはパブロビッチのファウル。スコアはまだ動かない。

 立ち上がりから多くのチャンスを作っていたのはドイツだったが、前半30分に試合を動かしたのはコートジボワールだった。左サイドでMFヤン・ディオマンデが仕掛け、低いクロスをあげるとファーサイドのMFアマド・ディアロまでボールが渡る。シュートはDFナサニエル・ブラウンが決死のシュートブロックで一度は防ぐもこぼれ球をMFフランク・ケシエが押し込み、コートジボワールが先制点を奪う。

 前半39分にはコートジボワールのビルドアップをムシアラがつかまえ、ビルツが溜めて最後はハバーツ。落ち着いてゴールネットを揺らし、同点かと思われたがこれはムシアラのファウルでノーゴール。

 しかし後半23分ついにドイツが追いつく。途中出場のMFナディエム・アミリのクロスに走り込んだ、こちらも入ったばかりのFWデニズ・ウンダブ。左足のダイレクトボレーで1-1の同点とする。

 その後はお互いチャンスを作るも得点は生まれず試合はアディショナルタイムへ。アディショナルタイム+4分のドイツ。MFフェリックス・ヌメチャがペナルティエリアに鋭い縦パスを突き刺し、再びウンダブ。反転ターンから左足で冷静に決めて2-1。ウンダブのドッペルバックでドイツが逆転に成功する。試合はそのまま終了し、グループE注目の対決はドイツの劇的な逆転勝利で終わった。