Mリーガー、各プロ団体推薦者らが出場する「Mトーナメント2026」予選1stステージ・K卓の第2試合が6月19日に行われ、前田直哉(連盟)が赤牌3枚を揃えた“オールスター”の好配牌から見事な満貫をアガりきった。前局で見せた完璧な守備の直後に訪れた幸運な大物手と、それを確実にものにする盤石の手順に、放送席や視聴者が大いに沸く一幕があった。

【映像】好プレーのご褒美!前田直哉の元に「オールスター」到来

 前田は、前局の東3局においてタンヤオ・赤・ドラ3という自身のチャンス手でありながらも、相手の当たり牌を完璧にビタ止めして放銃を回避。ノーテン罰符こそ支払ったものの、失点を最低限に抑えるプロの技を見せつけていた。

 持ち点3万2500点のトップ目で迎えた続く東3局1本場、前田にさらなる好機が訪れる。配牌の時点で、ピンズは赤5筒を含んだ1面子、ソウズも赤5索を含んで1面子が完成。その他の牌も中張牌ばかりで、字牌は西が1枚だけという絶好のチャンス手を手にした。さらに、第1ツモで赤五万を引き入れたことにより、手牌の中に赤牌3枚がすべて揃う「オールスター」状態となった。

 この驚異的な配牌とツモの連鎖には、実況の山本亜衣(協会)も「どうしたんですか?前田様」と大興奮。配信画面のコメント欄でも、ファンから「前田様」「前田さんやり過ぎやろ笑」「前田の手が良すぎるw」「オールスター!!」といった声が次々と上がった。

 この絶好の好機を、前田が逃すはずもなかった。じわじわと手を進めると、6巡目に四万を引いてテンパイを果たす。タンヤオ・赤3の満貫が確定した形となり、待ちはカン3索のダマテンに構えた。続く7巡目、前田は五万をポンして待ちを変更する。これにより、待ちは4・7索待ちへと変わり、山に残されている当たり牌の枚数はわずか1枚から6枚へと激増した。

 その後、少し時間はかかったものの、11巡目に安藤弘樹(協会)が7索をツモ切り。これを前田が鋭く捕らえてロンアガリとなった。タンヤオ・赤3の満貫、8000点(+300点、供託2000点)の加点に成功し、トップ目としてのリードをさらに広げる格好となった。


※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mトーナメント 現Mリーガー40人と元Mリーガーやタイトルホルダーなどプロ5団体からの推薦者32人、計72人で行われる。Mリーグの昨シーズン優勝チーム所属の4選手、個人タイトル獲得の4選手は、シード出場となる。全試合「Mリーグルール」で行われ、予選は1stステージ、2ndステージ、3rdステージに分けて行われ、勝ち上がった16人がファイナルステージへと進む。賞金総額は3000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)