キャリア5戦で伸びしろ魅力のヴァルキリーバース(右)=撮影・持木克友

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 「府中牝馬S・G3」(21日、東京)

 ほぼ態勢は整った。ヴァルキリーバースは11カ月ぶりの東風Sを快勝。再び間隔をあけて挑む一番の最終リハは18日、美浦Wでの併せ馬。先導役のサトノビーツ(4歳1勝クラス)との差は約3馬身。リラックスした走りで、直線を迎えると進路は内へ。鞍上は積極的に促すこともなく、ラスト100メートル付近から間隔を詰めて併入でフィニッシュ。時計は6F84秒4−38秒5−11秒7をマークした。

 納得の出来だ。山崎助手は「しっかり間隔をあけて立ち上げて、状態も良くなってきた。前走と比較すると、前走は休み明けという感じだったけど、今回は楽に走れていて、型通りな感じ」。一度叩き、想定通りの上昇カーブを描いている。

 ここまで通算5戦3勝。まだまだ伸びる余地はある。山崎助手も「なかなか競馬に使えなかったけれど、先々を見据えて作っていかなきゃいけない馬だと。今回の結果が(今後を)左右すると思うので、この馬らしい走りで『先が楽しみ』と言うようになりたい」と期待は大きい。前走の2着馬が直後にG3で2着、3着馬がG3で3着と、強敵を競り落とした底力は魅力十分。連勝で初のタイトルを奪う。