80代女性を殺害・遺棄した78歳男に懲役30年「実質的な無期懲役」…反省なく被害者に“責任転嫁”発言も【韓国】
韓国で近所に住む80代女性を殺害し、損壊・遺棄した容疑に問われた78歳男が二審でも懲役30年を言い渡された。
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6月10日、法曹界によると、ソウル高裁・春川(チュンチョン)裁判部・刑事1部(イ・ウネ部長判事)は同日、男の殺人および死体損壊などの容疑の控訴審判決公判で、懲役30年を言い渡した原審の判決を維持した。
男は昨年10月3日、江原道華川郡上西面山陽里(カンウォンド・ファチョングン・サンソミョン・サニャンリ)で、近所に住む80代女性を殺害した後に損壊し、川辺に遺棄した容疑に問われている。男は被害者が発見されるなどして捜査網が狭まると薬物を服用したが、病院で治療を受けた後に起訴された。
法廷に立った男は、被害者に責任を転嫁するような態度を見せた。同氏は今年4月の控訴審論告求刑公判で、「被害者が実の兄と結婚(事実婚)しており、兄が病気で入院しているのに他の男と会っていたため(被害者を)殺した」と述べた。
男は「実の兄は15年前に亡くなっているのに、それほど被害者が憎かったのか」という裁判部からの質問に「申し訳ない気持ちはある」と答えたが、控訴審に至るまで反省文は一度も提出していないという。

これに対し、二審の裁判部は「過去に事実上の親族関係にあった被害者が、他の男と会っていると誤認して殺害し、残虐に損壊して遺棄した」としながらも、「現在は高齢でかなり老衰し、病弱な状態にあるとみられるため、原審の刑は実質的に被告人への無期懲役の言い渡しと変わりないとみられる」と判示した。
(記事提供=時事ジャーナル)
