ドジャース悪夢の逆転負け…大谷翔平は12号&7回途中4失点も二刀流報われず7勝目逃す
◇ナ・リーグ ドジャース8−9パイレーツ(2026年6月10日 ピッツバーグ)
ドジャースの大谷翔平投手(31)が10日(日本時間11日)、敵地でのパイレーツ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。打っては9回に3試合ぶり12号を放ち、投げては7回途中4失点の力投を見せ7勝目の権利を手にしたが、救援陣がつかまって逆転負けで連勝を逃した。
打者・大谷は初回の第1打席で相手先発・ジョーンズの内角低めスライダーに空振り三振に倒れると、3回2死一塁の第2打席は左翼方向へ大飛球を放ったが、左翼手・レイノルズがフェンスにぶつかりながら、スーパーキャッチ。本塁打を“強奪”され12号は幻に終わった。
5回2死の第3打席も低めカーブに空振り三振、7回1死の第4打席も詰まった打球を三塁手・ゴンサレスが好捕し、三飛で快音が響かなかった。
それでも6−9と逆転を許した直後の9回1死一塁の第5打席で相手守護神・ソトから12号2ラン。初球の直球をフルスイングし、今度は幻ではなく正真正銘の本塁打で1点差に迫る意地を見せた。
投手・大谷は今季初めてラッシングとバッテリーを組み、初回無死一、二塁のピンチをしのぐと3回までは無失点。4回にカリハンに場外弾を浴びたが、粘りの投球を続けた。
ただ、6回に先頭のオハーンを迎えた際に右手中指の第2関節あたりを気にするそぶりもあり、右前打で出塁を許した際には、ラッシングがマウンドに駆け寄る場面も見られた。
7回を投げ切れば規定投球回に到達する中、6−1の7回は先頭のカリハンに四球を与えるなど無死一、二塁にピンチを招くと、2者連続三振で2死までこぎ着けたが、2番・ラウに3ボールからの4球目、直球を狙われ右翼線に2点二塁打を浴び、ここで降板。なおも2死二塁でベシアが後を継いだが、レイノルズの打球を三塁手・マンシーが弾いてしまう失策で4点目を許し、大谷のこの日の登板成績は6回2/3を今季ワーストの4失点(自責3)。防御率は試合前の0・74から1・06となり、規定投球回にもあと1アウト、届かなかった。
それでも大谷の力投に応えるように2−1の6回にウォードが自身初となる満塁本塁打を放つなど、打線が援護。リードをしたまま降板し7勝目の権利を得た。
ところが、6−4の8回、3番手で登板したハートが2者連続四球でピンチを招くと、またしてもカリハンに逆転3ランを被弾。大谷の7勝目はあっという間に消えた。この回、ドライヤーも2ランを浴び悪夢の1イニング5失点。大谷の二刀流での活躍も報われず、チームは逆転負けを喫した。
