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国の公害による被害者らの団体が3日、環境省を訪れ、石原環境相に被害者救済などの要望を伝えました。

環境省では、年に1度、水俣病やイタイイタイ病など公害による健康被害を受けた被害者らとの懇談の場を設けてきました。

3日、団体のメンバーらは石原環境相に被害者救済などを求める1万1000人あまりの署名を渡し、要望を伝えました。

大気汚染被害の訴え 渡辺廣子さん
「あんなに元気だった私がなんでこんな病気になったのか、悔しい思いでいっぱいでした。1人でも多くのぜんそく患者が救済され、安心と希望をもって生きられることを願っています」

水俣病患者の訴え 松尾厚子さん
「私には兄が3人と弟が1人います。今も水俣に住む三男の兄は特措法で救済されましたが、ほかの4人は特措法を知らず、申請すらできなかった。どうしたら申請できるのか、なぜ教えてくれなかったのか腹がたちました」

また4月に胎児性水俣病患者と面会した後の石原環境相の発言に対し、患者や支援団体が抗議していることについて、石原環境相は、改めて「言葉足らずで傷つけてしまった」と謝罪しました。

国が水俣病の公式確認を行ってから今年で70年です。

今も健康被害に苦しむ被害者らは、早期の適切な救済策の打ち出しを求めています。