スバル「レックス」

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200万円を切るグレードも

 スバルの普通車ラインナップの中で、ボトムラインを担っているのがコンパクトクロスオーバーSUVモデルの「レックス」です。

 レックスという車名はもともと1972年に登場した軽自動車に与えられたものでしたが、3代目モデルまで使用された後は1992年に登場した後継車種の「ヴィヴィオ」にバトンタッチしたことで、長らく使われない車名となっていました。

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 しかし2022年11月にスバルの普通車ラインナップを拡充する目的でダイハツから「ロッキー」のOEM供給を受けてスバルブランドから販売するにあたり、およそ30年振りに復活することとなったのです。

 そのため、過去の軽自動車のレックスとは直接的な繋がりは一切ないモデルとなっていますが、「インプレッサ」が上級移行して270万円からという価格帯となっている今、200万円を切る価格(ガソリン車のG・2WD)から購入することができるレックスは無くてはならない存在となりつつあります。

 そんなレックスですが、実はデビュー当初はベースとなったロッキーに設定されている4WDモデルや、ターボエンジンモデル、ハイブリッドモデルなどは用意されず、1.2LのNAエンジンの前輪駆動モデルのみのラインナップとなっていました。

 ただ思いのほか好調な販売を記録したこともあってか、2025年6月にハイブリッドモデルを追加。このハイブリッドモデルは「e-SMART HYBRID」と名付けられたダイハツが手掛けるもので、エンジンで発電し100%モーターで走行するシリーズハイブリッドということで、他のスバルのハイブリッドとは異なるシステムとなっているのです。

 そのため、燃費性能はスバルの乗用車の中ではひとつ頭抜けた28km/Lという数値を叩き出しているのも特徴となっています。

 また、ハイブリッドの上級グレード「Z HYBRID」では、べースのロッキーのハイブリッドの上級グレードである「Premium G HEV」ではメーカーオプションとなっている、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W、非常時給電システム付)やブラインドスポットモニター(BSM)、リアクロストラフィックアラート(RCTA)が標準装備となっているのは、スバルのメーカーの色が出ていると言えるのかもしれません。

 なお、ハイブリッドモデルもNAエンジンを搭載するガソリンモデル同様、前輪駆動モデルのみのラインナップとなりますが、ハイブリッドモデルが追加されたおよそ4か月後の2025年10月にはレックスにも待望の4WDモデル(1.0Lターボエンジン搭載)が追加され、ロッキーと同じパワートレインのラインナップとなっています。