美浦Wで3頭併せを行ったパントルナイーフ(中央)

写真拡大

 「日本ダービー・G1」(31日、東京)

 上積みは十分だ。皐月賞14着からの巻き返しを狙うパントルナイーフは27日、美浦Wでサトノパトリオット(4歳2勝クラス)、オリオアルセーリオ(4歳1勝クラス)と3頭併せを行った。抜群の動きで6F81秒7−37秒6−11秒2を刻み前者と併入、後者には1馬身半先着。ゴール前の末脚には目を見張るものがあった。太田助手は「3頭併せの真ん中で実戦を想定したいつも通りの追い切りを消化。動きは良かったし、迫力もありました」と満足げな表情。態勢に抜かりはなさそうだ。

 復帰戦に予定していた弥生賞ディープ記念をフレグモーネで回避し、1冠目は東スポ杯2歳Sからのぶっつけとなった上に、レースでは4角と直線でスムーズさを欠き、実力を発揮できずに終わった。主戦のルメールは「絶対に能力のある馬」と高く評価。「東京の方がいいし、全く問題ない」と舞台も歓迎する。

 鞍上にとっては、勝てば17年レイデオロ以来の2勝目となる。そのレイデオロはホープフルSからぶっつけで皐月賞(5着)を使い、次戦でダービーV。パントルナイーフと出走過程がダブる。「フレッシュな感じでダービーに使える。レイデオロがそうだった」と過去の成功パターンを挙げながら「ダービーはみんな勝ちたいし、私も勝ちたい」と力を込めた。名手のエスコートで、世代の頂点を目指す。