「一体、何が起きているの?」阪神、藤川体制ワーストの16失点 背景に浮かぶ「中継ぎ不安」「止まらない四球」

8回から登板した湯浅も2連続四球と崩れた(C)産経新聞社
7、8回の2イニングで10失点
阪神は4月21日のDeNA戦(横浜)に9-16の大敗。投手陣が崩れた。
16失点は藤川体制2季目の中でもワースト失点。
【動画】まさに一閃!前川がプロ初の満塁弾を放ったシーン
先発の才木浩人が、5回7安打6失点、4四死球と制球に苦しみ、らしくない姿を見せれば、中継ぎ陣も失点を重ねた。
7回から3番手で登板したダウリ・モレッタが無死満塁のピンチを招き、押し出し四球で6-7と勝ち越しを許し降板。モレッタは一死も奪えず1安打3四球の乱調。継いだ木下里都も勝又温史と牧秀悟に適時打を浴びて一挙4失点。6-10と点差は広がった。
打線は8回一死満塁から森下翔太、佐藤輝明の連続適時打で9-10と1点差に詰め寄るも、またも中継ぎ陣がつかまる。
8回から5番手で登板した湯浅京己は先頭の宮崎敏郎にストレートの四球を与え、無死一塁。さらに5番の度会隆輝にも連続四球を与え、無死一、二塁とされる。さらに一死二、三塁で当たっている勝又に中前に適時打を許し9-11。
ここでベンチは左腕リリーバーの岩貞祐太にスイッチするが一死一、三塁から代打で出た京田陽太に左翼線に適時打を許し、9-12。
続く一死一、三塁の場面、林琢真の打席で一走の京田が盗塁に成功、一死二、三塁とするとここで林の打球を遊撃を守っていた小幡竜平が一塁へ悪送球、その間にさらに9-13と点差は広がった。
さらに一死二、三塁から三森大貴にセンターへの適時打を浴びて、9-15。一死二、三塁から佐野恵太の二ゴロの間に1点を失い9-16とミスと投壊が重なり大量失点を招いた。
また8回からマスクをかぶったプロ2年目の嶋村麟士朗に対し、ベイスターズは積極的に盗塁を仕掛け、足をからめて効果的に得点を奪った。
結果として7,8回の2イニングで10失点と中継ぎ陣も打ち込まれた。昨年は水も漏らさない鉄壁の救援陣がチームの強みとなっていたが、今季は構築に苦しんでいる。
背景にあるのは昨季50試合連続無失点と絶対的リリーバーだった石井大智の不在、同じく両リーグ最多の66試合登板でチームを支えた左腕リリーバーの及川雅貴も不振からファーム調整を余儀なくされた。
強みであった救援陣、「勝利の方程式」が見えてこない現状では、失点が多くなるのも否めない。
さらにこの試合では四球を出さなかったのは2番手の工藤泰成のみと6投手のリレーで9四球と無駄な四球も大量失点につながった。
投手王国とされた阪神が16失点の惨状にはファンの間からも「一体、何が起きているの?」「湯浅君が心配」「みんな、疲れているんかな」「出てくるピッチャーのほとんどが四球連発」「どうリリーフ陣を立て直していくのかな?」と注目が高まっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
