【明治安田J1百年構想リーグ】V・ファーレン長崎 0−3 清水エスパルス(4月5日/PEACE STADIUM Connected by SoftBank)

【映像】衝撃の「キックオフ7秒ゴール」(実際の様子)

 キックオフ直後の電光石火の先制劇だった。清水エスパルスのFWオ・セフンが、開始わずか7秒で決めた衝撃的なゴールが大きな話題を呼んでいる。

 4月5日の明治安田J1百年構想リーグ第9節で、清水は敵地でV・ファーレン長崎と対戦。信じられないような光景は、試合開始を告げるホイッスルが鳴った直後にいきなり訪れた。

 長崎のキックオフで始まり、最後尾のGK後藤雅明へボールが下げられる。するとオ・セフンは最初こそゆっくりスタートしながら、相手との距離を詰めるごとに加速し、後藤が前線へのロングキックを狙う体勢に入った瞬間に思い切ってジャンプして右足を伸ばす。そして、見事に右足でボールをカット。大きく跳ね返ったボールは、そのまま無人のゴールへと吸い込まれていった。

 倒れ込みながらボールの行方を見ていたオ・セフンは、一気に感情を爆発させた。ゴールネットが揺れた段階で、時計の針はキックオフからわずか7秒しか進んでおらず、スタジアムは騒然となった。

 衝撃的なゴールシーンを伝えたDAZNの公式Xの投稿は、公開から8時間弱で85万インプレッション、3000件以上のリポスト、9000件以上のいいねを記録するなど大バズり。ファンからは「すごい速さだ」「鬼プレス成功だ」「チェイシングも大事だと思い知らされた」「爆速すぎる」「やばすぎだろ普通に」「オセフン半端ないって!」「ウルトラセフンや」「えっ?」「嘘だろ!?」「こんなのあり?」「7秒ゴールは流石に聞いたことないわ」など、驚きの声が殺到した。

「百年構想リーグだから記録にならないのかな」の声も

 同時にSNS上で持ち上がったのが、「記録」に関する疑問だ。これまでのJ1最速得点記録は、2006年4月22日にサンフレッチェ広島のFW佐藤寿人がセレッソ大阪戦で決めた「8秒」。今回のゴールはそれを上回っているため、「これ最速ゴールじゃね?Jリーグの記録にはならんのか」「佐藤寿人の記録が8秒だから7秒って新記録じゃね」「百年構想リーグだからJリーグの記録にならないのかな」「仮に歴代最速でも百年構想だからこれって正式記録にならないのかな?」といった議論が交わされている。

 今季の「明治安田J1百年構想リーグ」は、春秋制(2月開幕・12月閉幕)から秋春制(8月開幕・5月閉幕)への移行に伴う特別大会として開催されている。Jリーグ側は開幕前にこれを「特別シーズン」と位置付け、各記録とも独立した別の公式戦として扱うと発表していた。つまり、通常のリーグ戦、リーグカップ、そして今回の特別大会の記録はそれぞれ独立したものとなるため、今回の「7秒」が歴代最速の公式記録として塗り替えられるのかは現時点で不透明。Jリーグからの公式な発表が待たれる状況だ。

 なお、オ・セフンは前半アディショナルタイム(45+3分)にもPKで追加点を挙げ、チームの3−0の勝利に大きく貢献した。今冬にFC町田ゼルビアからの期限付き移籍で3シーズンぶりに清水へ復帰した韓国代表ストライカーは、ここまでチームトップの5得点と躍動している。

(ABEMA de DAZN/明治安田J1百年構想リーグ)