決勝アシストのMF中村敬斗「目に見える結果が出て良い日になった」“分岐点”は9年前のU―17での対戦
◇国際親善試合 日本1―0イングランド(2026年4月1日 ロンドン)
サッカー日本代表(FIFAランク18位)は3月31日(日本時間4月1日)、国際親善試合でイングランド代表(同4位)に三笘薫のゴールで1―0で勝利した。イングランドからの勝利はアジア勢初の快挙となった。
前半23分、三笘の決勝点をアシストしたMF中村敬斗(スタッド・ランス)は「難しいパスでしたけど、うまく決めてくれた」と三笘への感謝をしつつ「アシストという目に見える結果や得意なドリブルは出せた。良い日になった」と笑み。ゴールを演出するだけではなく左サイドからの仕掛けや得意のカットインシュート、守備でも奮闘するなど存在感を発揮した。
イングランド代表は2017年にU―17W杯を戦った中村敬ら00ジャパンメンバーにとっては特別な相手だった。最終的に同大会優勝を果たしたU―17イングランド代表と決勝トーナメント1回戦で対戦。PK戦で敗退したが、差を痛感し“早くプロになる”“早く海外移籍をしなければいけない”と意識させられた一戦でもあった。そして中村敬は翌年18年に飛び級で三菱養和からG大阪へ入団。19年に海外リーグへと羽ばたいた。
当時のイングランド代表には、この日対戦したMFフィル・フォーデンやDFマルク・グエイ(ともにマンチェスターC)がいた。中村は現在、フランス2部リーグ所属。カテゴリーは違う。だが聖地ウェンブリーで、持っている実力が決してプレミアリーグ所属選手に劣っているわけではないことをあらためて証明した。
