「CDTVライブ!ライブ!」で4曲を熱唱したMr.Children 活動休止の裏には不倫騒動や不仲説、解散報道
TBSは30日、19時から音楽特番「CDTVライブ!ライブ!」春の4時間スペシャルを放送。豪華アーティストが続々登場する中、ロックバンド・Mr.Children(以下、ミスチル)は最新曲「Saturday」と「産声」のテレビ初披露に加え、日曜劇場「リブート」の主題歌「Again」、さらに名曲「Sign」をそれぞれフルサイズで歌唱し、喝采を浴びた。
ミスチルは1989年に結成され1992年に1stアルバム「EVERYTHING」でメジャーデビューを果たす。転機となったのは1994年の5thシングル「innocent world」でオリコンチャート1位を獲得。一気にスターダムを駆け上がると名だたる賞を総なめにし、数々の名曲を世に送り出した。
だが、デビュー5年目を迎えた1997年3月、無期限の活動休止を宣言した。理由は休養としていたが、ちまたではグループ内の不仲説や解散説まで浮上。とくに、ボーカル・桜井和寿は当時、不倫騒動で世間を騒がせ、休止の原因ともささやかれた。
2022年5月、デビュー30周年を機にNHKの音楽番組「SONGS」に出演した際、桜井は休止について真相を語った。メンバー4人は中学、高校、英会話の塾の同級生という仲で、長くやってこられた秘けつを聞かれると「主体性のなさ」と語り、ケンカなどは「したことがない」と答えた。デビュー翌年に発売した「CROSSROAD」がミリオンセラーとなる一方で、「まあ、そこそこ調子に乗っていたと思います。同時に、人から始終見られていることの苦しさもありましたね」と吐露。
また、音楽活動の休止は「結構なスピードでMr.Childrenの認知度が高まったので、休みが全然なかったんですね。それで、もうちょっと頑張ったら1年間休もうっていうニンジンをぶら下げて頑張って活動していた」と明かし、「だから、活動休止って言わなきゃよかったなって。何か言って大事になっちゃって……」と苦笑する場面も見られた。番組MCの俳優・大泉洋から「何があったんだろう、メンバーの中でもめたのかなって思いますけど」と問われた桜井は、「思いますよね。実際に休んだのは半年くらいです」と打ち明けた。
突如、ファンの前から姿を消しマスコミは「休業後、解散か」というニュアンスで報道したが1998年10月、シングル「終わりなき旅」をリリースし、テレビ朝日系音楽番組「ミュージックステーション」に出演、1年7カ月ぶりにカムバックした。
10周年、小脳梗塞発症
10周年を迎えた2002年7月、桜井が小脳梗塞を発症。同年開催を予定していた10周年のライブツアー【Hall Tour DEAR WONDERFUL WORLD】は白紙となり、長期的な活動休止を見込まれたが、同年12月には復帰シングルとして「HERO」が発売されると大ヒット。奇跡の復活を遂げた。
ところが、今度は全国ツアー真っただ中の2009年4月、週刊誌「週刊現代」(講談社)が解散を報じる。記事内では全国ツアー以降のリリース予定など、スケジュールが決定していないことなどから関係者の談話として解散を報じたが、ミスチルの所属事務所は翌日、公式サイトにて「言うまでもありませんが、このような事実は全くございません」と全面否定。なおかつ、「メンバー間、スタッフ間共にとても充実した状態で活動をしており、デビュー以来17年間にわたり所属レコード会社であるトイズファクトリーとも良好な関係を築いております」とアピールし、ファンの不安や混乱を憂慮した。
22日、桜井がバラエティー番組「日曜日の初耳学」の人気企画「インタビュアー林修」に出演。2時間30分にわたるロングインタビューに応じ、“まさに神回”と大きな話題となった。トーク番組に無縁ともいえる桜井が、2週にわたり音楽への思いや人生観の変化について語った。
日本のポップロックの歴史を語るうえで欠かせない存在であるミスチルは、老若男女問わず愛され続けている。ミスチルの音楽はこの先の未来にも刻まれることだろう。
