週末にかけても、スギ花粉の大量飛散が続くでしょう。名古屋など連日「極めて多い」ランクの所もあります。3月下旬からはヒノキ花粉の飛散がピークを迎えるため、万全の対策をしてください。

雨でも花粉が飛散

今日10日(火)は、九州から関東を中心にスギ花粉が飛びやすいでしょう。花粉の飛散量は、名古屋で「極めて多い」ランクです。昼頃まで雨や雪の降る所があるため、多少飛散が抑えられるものの、それでも東京は「非常に多い」となっています。雨上がりは乾いた空気に入れ替わることもあり、花粉が飛びやすい気象条件です。

11日(水)以降もスギ花粉の大量飛散が続き、名古屋や仙台は連日「極めて多い」となっています。特に晴れて気温が上がる日は、万全の対策を心がけてください。

予想と比較 どれだけ花粉が飛んだ?

上の図は、東京都区内の予想に対する花粉の飛散割合をグラフにしたものです。東京都アレルギー情報navi.によりますと、3月2日(月)までの予測最大値に対する飛散した花粉数の割合は、杉並区で15%、千代田区などで18%となっています。区内全体の飛散量は予測の約15%(16%)で、東京では3月下旬までスギ花粉の飛散のピークが続く予想です。

ヒノキ花粉がわずかに飛び始めている所もあるため、症状が出る方は早めに対策をしてください。ヒノキ花粉のピークは3月下旬から4月上旬で、ピークの期間は5日間から2週間ほどの見込みです。

花粉が飛びやすい条件

花粉が飛びやすい条件には、大きく3つあります。

① 「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。

② 「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。

③ 「雨の翌日以降や気温の高い日が2~3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。

花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。