マーケティング侍・りゅう先生「売上より“儲かる商品”を売れ！」利益8割を生むマーケ術を伝授

2025年10月10日 20時0分

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YouTubeチャンネル「マーケティング侍の非常識なビジネス学」でりゅう先生が、「貧乏社長ほど売上ばかりを求めている。成功企業だけが密かに実践している『利益倍増の方程式』」と題し、「売れる商品よりも儲かる商品を売れ！」と断言。視聴者からの「売上は上がっているのに、なぜか利益が上がらない」という悩みに対し、利益をすぐに上げるための実践的なマーケティング戦略を熱く語った。

りゅう先生は冒頭、「売上が上がっても利益が残らないケースは本当に多い。中小企業は売上アップばかりに目を奪われているが、利益なくして経営は成り立たない」と警鐘を鳴らす。その上で「多くの経営者は売上上位の商品を“メイン商品”と勘違いしがちだが、本当に大切なのは利益の多い商品を前面に押し出すこと」と独自の視点を示し、「売れる商品と儲かる商品は全く別物です。利益商品を明確化して絞り込むのがビジネスの勝ち筋」と語った。

さらに、「ビジネスの世界では、利益の8割は2割の商品やサービスから生まれているという“8対2の法則”がある。売上ランキングではなく、粗利益率や営業利益をベースに商品を見直せ」と強調。「例えばレストランが利益率の高いカクテルを前面に打ち出し、全体の利益を底上げしたように、経営の隠れた主役は意外と儲かる商品であることが多い」と実例も交えた。

また、売上偏重・値引き競争や新規集客依存のリスクを指摘し、「値引き戦略に走ると利益が削られるだけでなく、リピーターも獲得できない。得点付加戦略など“客単価アップ”や満足度向上に寄与する工夫を重視すべき」と提案した。加えて、「辞めた顧客は嫌われたわけではなく、たまたま離れただけ。復活オファーや個別アプローチで既存顧客を掘り起こせば費用対効果が高い“利益の金山”になる」と復活マーケティングの重要性にも言及。

動画の締めくくりには、「値引きは利益を直接削る危険な賭け。得点付加アイディアはコストを抑えて大きな満足と差別化になる。利益を生む商品に一点集中し、売上よりも“儲け”を増やす視点こそ経営者に必要です」と力説した。