店頭に秋の味覚 サンマは豊漁で価格安定、野菜や果物は猛暑で高騰
「サンマ」に「秋太郎」、「サツマイモ」に「秋ナス」。スーパーの店頭には、「秋の味覚」が並びます。秋太郎は水揚げが始まり、サンマは豊漁で価格も安定していますが、野菜や果物は、猛暑の影響で高値となっています。
16日朝。南さつま市の片浦漁港では「秋太郎」の名で親しまれる秋の味覚、バショウカジキが水揚げされていました。
(漁師)
「これなんか、いい型ですね」
(漁師)
「遅れている。(量も)少なくなっている。昔は9月に入ると獲れていたが最近は10月にずれ込む」
こちらは、鹿児島市の魚類市場。水揚げされたばかりの新鮮な魚がずらりと並びます。威勢のいい掛け声とともに競り落とされているのは、日置市の江口漁港で水揚げされたバショウカジキ15尾。体長は2メートルぐらいです。
(県漁連市場販売部・小能龍太郎 係長)
「日本海にバショウカジキの姿が多くみられて、これから(南に)下ってくる。16日も江口浜漁協から来たが、例年に比べて型が大きかったので、期待できる」
9月に入って本格的な水揚げが始まったサンマ。北海道では、去年の2~3倍の水揚げです。大きさも去年は1尾120グラム前後だったのが、今年は140グラムから180グラムと大ぶりで脂ものっています。去年と同じ値段でも質のいいものが手に入ります。
(県漁連市場販売部・別府雄樹さん)
「相場は去年とあまり変わらないが、1尾あたりボリュームがあり、魚体も大きい、脂ののったサンマなので、見栄えのいい、質のいいサンマが出回っている。手に取って買ってほしい」
魚類市場には、秋を代表する味覚、サバや月日貝、キビナゴなども並んでいました。
(県漁連市場販売部・原田聡 部長)
「高温で海水温が高いので、夏場は(魚が)少なかったが、これから水温が下がれば、(水揚げが)多くなってくる」
水揚げ量が増えてくると相場も落ち着いてくると見られます。
(記者)
「鹿児島市内のスーパーには、秋の食材が並んでいます。こちらには、月日貝、そしてサンマ。さらには、ジャガイモ、紅はるかなども並んでいます」
(買い物客)
「いろんな(秋の)食べ物が出てきた、果物にしろ、何にしろ。食欲の秋は、何でも食べたい。まずきょうはサンマ!」
サンマは、去年1尾300円を超えることもありましたが、今年は、入荷量が多く、200円台です。
(フレッシュフィールドなりざわ・成沢洋社長)
「サンマや秋太郎は、脂が乗って美味しいので、お刺身でもいけます」
ということで、サンマをお刺身で頂きました。
(記者)
「今が旬のサンマ、頂きます。こちらです。美味しい。脂がのっていますね。これを食べると秋を感じますね」
一方、野菜や果物は、猛暑の影響で入荷が少なく価格が上がっています。普段、3個で税込108円のピーマンが税込150円。2本で税込200円のナスは、300円を超えていました。
(買い物客)
「今は野菜が高いから、家(の畑)で作っているものを食べている。(畑に)無いものをここで買っています」
(フレッシュフィールドなりざわ 成沢洋社長)
「猛暑の影響で入荷が少なく、値段が高くなっている。旬のものを食べていただきたいが、値段が高い時にはカット野菜とか、今は冷凍野菜もあるので、上手く使いまわししていただきたい」
様々な工夫をして店頭に並ぶ「秋の食材」を食卓に取り入れ、「秋の味覚」を楽しみたいですね。

