「ホットカーペット」の収納前にすべきこと。来シーズンも心地よく使うためには「ダニ対策」を忘れずに
ホットカーペットの季節が終わり、しまう前に気をつけたいのがダニ対策です。今回は元小学校家庭科教諭で、家事に関する著作をもつブロガー・よしママさんに、ホットカーペットをしまう前に行いたいことを教えてもらいました。

来シーズンも心地よく使うために行いたいこと
暖かくなり、冬物家電や冬物ファブリック類をしまう方も多いと思います。とくにファブリック類はかさばるので、ついお手入れを省略してすぐにしまいたくなることもあるでしょう。でも、少しでも長もちさせるためにやっておきたいお手入れがあります。
汚れたまま保管したカーペットは、黄ばみやにおいの原因になったり、電熱線を劣化させてしまい、カーペットの寿命を縮めることも。また、ダニ処理をせずに間違った方法で保管してしまうと、次シーズン使う頃にはダニが増殖している可能性もあります。
そこで来シーズンも気持ちよく使うために、今年の汚れを持ち越さないようにお手入れするのが大切です。
ホットカーペットの汚れの落とし方
ホットカーペットは、上部にカバーをしていても汚れが付着していることがあります。とくにカーペットの縁部分は汚れがつきやすい場所。汚れをそのままにしておくと、落としにくくなるので、保管前にできるだけ落としておきましょう。
まずは、洗面器にぬるま湯を入れ、固く絞ったタオルでとんとんとタオルにしみ込ませるようにふきます。

その後、乾いたタオルで水気をとんとん叩くようにしっかりふき取ります。しっかり乾かすために、保管日の数日前に汚れ落としをしておきましょう。
ダニ対策
繊維が密集しているホットカーペットはダニのすみかになりやすいため、しまう前に必ずダニ対策を行う必要があります。ダニは高温や乾燥に弱く、そのため、50℃以上の温度で20〜30分以上加熱することで多くのダニが死滅することが知られています。
<注意喚起>
・必ず製品の取扱説明書に従って行ってください。とくにダニ退治モードや高温設定に関する指示に従うことが重要です。
・熱を保持させる際は、直接触らないように注意してください。
・長時間放置したり、高温での使用が続くと火災の原因になるため、使用中は必ず目を離さないでください。

(1) ホットカーペットを筒状に巻きます。ロールすることで熱線が傷まず、カーペットの熱が上がりやすくなります。

(2) 熱が逃げないように、その上に布団をのせます。このとき、故障の原因になるので、コントローラーには布団をかけず、熱がこもらないようにしましょう。
(3) ここで電源を入れて余熱をします。温度設定をもっとも高くするか、ダニ退治モードで「全面」を選択。終わったら電源切り、電源プラグを抜いてください。

高温設定を使用する場合は、製品の取扱説明書に従い、安全に行ってください。温度は手で触ってもわからないので、余熱も含めて高温の状態を合計で1時間以上にするのがいいでしょう。わが家のカーペットでは50℃以上に達するのに15分かかり、そこから30分加熱しました。

ここまで完了したら、掃除機で両面、ゆっくりと掃除機をかけて死骸を吸引します。縦方向だけでなく横方向からもかけてみるといいですよ。汚れが取れきれない場合は、粘着式テープでコロコロとお掃除しましょう。
しまう前にしっかりと乾燥させる

保管前にしっかり乾燥させます。なるべく天気の良い日に陰干しすると除湿できます。ダニ退治でこもった熱や湿気もしっかり乾かしていきましょう。
●湿気を取ってから保管

購入時の箱や大きめのポリ袋に入れ、湿気の少ない場所に保管してください。ナフタリンなどの防虫剤と一緒に保管すると、コントローラーを傷めたり発煙・発火の原因となるため、絶対に使用しないでください。ただし、シリカゲルタイプの除湿剤であれば、一緒に中に入れて保管することができます。
保管場所に湿気がたまると、カーペットもカビることがあるので、定期的に空気の入れ替えをして、収納場所の除湿も丁寧に行いましょう。
ダニ退治をしようとしても、カーペットを通常通り広げて使うと表面温度は40℃近くまでしか上がりません。筒状に丸めて熱がこもるように布団をかけることで50℃近くまで上げることができ、効率よく行えます。
また、ダニ退治に使った布団は、湿気や熱がこもっているで乾燥させることをお忘れなく。
