「本当に心強い。純粋なフットボールプレーヤー」途中出場で後半ATに同点弾! カプリーニの高いプロ意識に大宮指揮官が賛辞「しっかり紹介しておきます」
RB大宮アルディージャは、4月5日に行なわれたJ2第8節で大分トリニータとホームで対戦。2−2で引き分けた。
今季ここまで4戦全勝だったホームで、連勝は止まったものの、最後まで諦めずに勝点1をもぎ取った。
20分に先制された直後の21分、豊川雄太のゴールで追いついた大宮は、53分にCKの流れから勝ち越し弾を献上。その後は攻勢に転じたものの、なかなかゴールを奪えない。そんななか、終了間際に同点弾を決めたのが、63分に投入されたカプリーニだった。
カプリーニは昨季、横浜FCで背番号10を背負い、J2の全38試合に出場して7得点。チームのJ1昇格の立役者のひとりとなった。大宮に加入した今季は、ポジションは確保できていないものの、印象的なプレーを披露している。
リーグ戦では、大分戦を含めて全て途中から7試合に出場。合計117分のプレータイムで2得点をマークしている。さらにゴール以外でも、果敢な仕掛けや献身的な守備でチームに貢献している。
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そんな27歳のブラジル人アタッカーを、長澤徹監督は大分戦後の会見でこう称えた。
「『僕は10分でも、5分でもやります』みたいな、本当のプロフェッショナル。飄々と『与えられたら、僕はしっかりやります』と(プレーすると)いう意味では、本当に心強い。本当に純粋なフットボールプレーヤー。 僕もしっかりとリスペクトしていますし、彼もチームをリスペクトしている。この場を借りて、しっかり紹介しておきます」
先発でコンスタントに出られないと、当然、コンディション調整は簡単でない。カプリーニ本人に準備の難しさを尋ねると、こう答えた。
「サッカーは、どうしてもスタートから出たり、途中から入るのは、つきものです。そこに対して準備していくことは、普通だと思っています。『試合に入ったら、こういったプレーをしてチームを助けるんだ』と考えながら、与えられた時間で最大限、チームの助けになれるように、一週間練習して、仲間同士で助け合ってプレーしようと取り組んでいます。自分たちは、本当に素晴らしいグループだと思います」
また、劇的な同点ゴールについては、「トオヤの素晴らしいプレーからでした。チームとして同点から逆転を狙いたかったので、まずは同点弾を決めることができたのは良かった」と語った。
途中出場が続くなかで、しっかりとコンディションを維持し、チームを救ったカプリーニ。間違いなく、J2復帰初年度で2位と奮闘する大宮の大きな力になっている。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
