日本台湾交流協会の泉裕泰台北事務所代表(右)から「旭日中綬章」を伝達される中華文化総会の江春男副会長(左)=台北・士林の日本台湾交流協会台北事務所代表公邸で2023年4月24日、中央社記者徐肇昌撮影

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(台北中央社)2022年秋の外国人叙勲で旭日中綬章を受章した江春男(こうしゅんなん)中華文化総会副会長に対する勲章伝達式が24日、台北市内の日本台湾交流協会台北事務所代表公邸で開かれた。ジャーナリストや作家、官僚といったさまざまな立場を通じて日台間の友好親善や相互理解の促進に寄与したことが評価された。

江氏に勲記・勲章を手渡した同協会台北事務所の泉裕泰代表(大使に相当)は、江氏が戦後、戒厳令下の台湾で、日本の歴史や思想の研究に身を捧げた他、ジャーナリストとして活動していた際には、日本の研究者と交流を持ち、民主化に向けた台湾の実態を解説したことを紹介。また、安全保障などの総統諮問機関「国家安全会議」の副秘書長在任時には総統と日本の文化人の面会を提言し、ハイレベルでの日台文化交流を実現させたとたたえた。

作家として台湾の人々の対日理解促進に貢献したことなどにも触れ、「学術面での日台の相互理解の促進や文化交流が、今日の良好な日台関係の基礎になったことは言うまでもない」と称賛した。

この日は江氏の79歳の誕生日だったことから、祝福の言葉も伝えた。

江氏は受章のあいさつで「とても光栄で感動した」と喜びを示し、「今後も台日関係のために力を注いでいく」と意欲を見せた。

(黄雅詩/編集:荘麗玲)