iPhone 12｜12 Pro ブルーほか実機の色味を検証 (PRODUCT)REDは思ったほど赤くない？

2020年10月31日 11時50分

Engadget 日本版

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iPhone 12｜12 Pro ブルーほか実機の色味を検証 (PRODUCT)REDは思ったほど赤くない？

6.1インチのiPhone 12｜12 Pro

ついに店頭に並んだ新型iPhone。昨今の感染症流行を受け例年より約1か月遅れの発売、Apple Storeは来店予約制、3キャリアの発売イベントもauのみオンライン開催になるなど静かな発売日となりました。

iPhone 12をこれから購入したいと考えている人には、店頭でiPhoneを見比べたいと思っても気軽に出向けないのが悩みどころでしょう。アップルが配信する商品イメージは実物の色味や質感と離れていることがあるのも事実です。

そこで、本記事ではiPhone 12｜12 Proを多くの写真で、感想を交え紹介していきたいと思います。じっくり撮影できたのは、以下の5モデルとなります。

iPhone 12 Pro パシフィックブルー

iPhone 12 Pro グラファイト

iPhone 12 ブルー

iPhone 12 (PRODUCT)RED

iPhone 12 ブラック

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iPhone 12｜12 Proのブルーを比較

2020年版iPhoneの目玉カラーは「ブルー」。iPhone 12 Pro（写真左）はパシフィックブルー、iPhone 12は純粋にブルーという表現のラインナップとなっています。

いずれも同じ青系色ですが、ボディーの質感は大きく異なります。iPhone 12 Proはすりガラスで大人っぽく仕上げたのに対し、iPhone 12はガラスのツヤを生かした仕上げになっています。

iPhone 12 Pro パシフィックブルー

iPhone 12 ブルー

iPhone 12｜12 Proの画面サイズはどちらも6.1インチ。より小型な「iPhone 12 mini」と最上位モデル「iPhone 12 Pro Max」が11月16日に発売予定です

右はiPhone 11 Pro ミッドナイトグリーン。2019年モデルの新色でした

iPhone 12のブルーとiPhone 11のホワイト

赤くない(PRODUCT)RED？

アップルが長年支援するHIV/AIDS対策プログラム「(PRODUCT)RED」。今回はiPhone 12のカラーラインナップとして用意されています。同じ(PRODUCT)REDを冠していても、iPhoneのモデルによって微妙に仕上げが異なっています。2020年モデルはピンクベージュに近い仕上げ。iPhone XRの「コーラル」に赤みを足したような印象ですね。

左は第2世代iPhone SEの(PRODUCT)RED

側面アルミ部の赤も明るめ

ブルーと比較。いずれも鮮やかです

渋さが引き立つグラファイトとクールなブラック

iPhone 12 Proのカラバリの中でも「グラファイト」は特に渋いカラーです。背面は磨りガラス調ながらMacBook Proのような鈍い輝きを見せ、スクエア形状になったサイドフレームは鏡面仕上げで存在感をアピールします。

iPhone 12 Proのグラファイト

iPhone 11 Proのミッドナイトグリーン（右）と比較

一方、iPhone 12のブラックは漆を垂らし隅々まで伸ばしたような美しいツヤが印象的。ツヤ感あるガラス背面ガラスとメタル素材のシックなサイドフレームのマリアージュを存分に味わえるカラーです。

iPhone 12のブラックは個人的に結構推しのカラーです

シリーズ中最も一体感あるような気がします

真の黒好きはコレではないでしょうか

MagSafe充電器とパッケージ

アップルは「MagSafe」を新iPhone向けの新たな充電技術として蘇らせました。MagSafeチャージャーはiPhone 12シリーズの背面にピタッと貼り付き、対応したケース越しでも充電できます。

その一方、iPhone 12シリーズのパッケージからはイヤホンとUSB AC充電器の同梱がなくなりました（併売される従来モデルも非同梱パッケージに移行されています）。LightningケーブルはこれまでのUSB-A端子タイプから、USB-C端子タイプへと変更されています。USB-C用のAC充電器を持っていない場合、新たに購入する必要があります。