中国生産拠点の日本回帰に呼応した日本企業は「たった57社」=中国メディア
記事は、日本政府が3月に中国にある自国企業の生産拠点移転を支援する計画を発表し、17日には最初の対象企業リストを公開したと紹介。「残念なことに、今回対象になったのはわずか87社で、そのうち日本への拠点回帰を望んだ企業はわずか57社だった」と伝えた。
また、多くの日本企業が自国に回帰しようとしない理由として、日本国内の製造業を取り巻く環境がかつてとは比べものにならないほど悪化していることを挙げた。半導体では台湾のTSMCが頂点に立ち、コンシューマー電子製品分野ではサムスンやファーウェイが幅を利かせている状況であり「日本の全体的な環境は、もはや製造業の発展にふさわしくないのである」と評している。
さらに、アジアではすでに国際的なサプライチェーンの分業制度が確立されており、「人為的な干渉があまり大きな効果をなさない」とも論じた。日本が医療用品を中国に依存しているのと同様に、中国の半導体材料や製造設備、精密工作機械も日本からの供給が不可欠であるとし、「1つの国ですべての産業を網羅しようというのはもはや不可能なのだ」と伝えた。
記事は「総じて、中国は良好な投資環境と、充実したサプライチェーン、インフラを持っているため、国が奨励措置を出したとしても、大規模な企業が中国から撤退することはあり得ないのだ」と結論付けている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
