冬の欧州移籍市場が閉幕…強豪クラブは静観、中国勢の“爆買い”が顕著に

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 2月1日、欧州主要リーグにおける冬の移籍市場が閉じた。

 この冬、最も移籍市場を賑わせたのは中国勢だった。江蘇蘇寧はミランに所属するブラジル代表FWルイス・アドリアーノの獲得こそ直前で失敗に終わったが、チェルシーからブラジル代表MFラミレスを獲得。その移籍金は一部で2800万ユーロ(約36億4000万円)と報じられているが、これはヨーロッパのビッグクラブですら簡単には支払えない金額である。

 また、昇格クラブの河北華夏も積極的に動き、ローマのコートジボワール代表FWジェルヴィーニョ、トラブゾンスポルのカメルーン代表MFステファヌ・エムビアをチームに加えた。中国の“爆買い”は今後も続きそうで、一部報道ではブラジル代表FWフッキ(ゼニト/ロシア)やドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(ガラタサライ/トルコ)など有名選手の中国移籍の可能性も伝えられている。

 一方で、大物選手の移籍は少なく、バルセロナやレアル・マドリードといったビッグクラブは補強することなく冬の移籍市場を過ごした。また、ヨーロッパに渡った日本人選手では日本代表MF山口蛍がセレッソ大阪からハノーファーへ、同DF太田宏介がFC東京からフィテッセへと移籍。両者ともにリーグデビューを果たし、注目を集めている。

 果たして移籍期間を経てシーズン後半戦がどのように変わるのか、目が離せない状況が続きそうだ。

 ヨーロッパ主要リーグの主な移籍は以下のとおり。

■リーガ・エスパニョーラ(ポジション/名前/国籍/前所属/移籍先)
DFフェデリコ・ファシオ(アルゼンチン) トッテナム(ENG)→セビージャ
DFイオン・アンソテギ(スペイン) レアル・ソシエダ→エイバル
DFフェデリコ・リッカ(ウルグアイ) ダヌービオ(URU)→マラガ
FWクリスティアン・アツ(ガーナ) ボーンマス(ENG)→マラガ
FWイケチュク・ウチェ(ナイジェリア) ティグレス(MEX)→マラガ

DFアルバロ・ペレイラ(ウルグアイ) エストゥディアンテス(ARG)→ヘタフェ
DFギリェルメ・シケイラ(ブラジル) アトレティコ・マドリード→バレンシア
MFデニス・チェリシェフ(ロシア) レアル・マドリード→バレンシア
DFマルティン・モントーヤ(スペイン) インテル(ITA)→ベティス

DFリカルド・コスタ(ポルトガル) PAOK(GRE)→グラナダ
MFアブドゥライェ・ドゥクレ(フランス) レンヌ(FRA)→グラナダ
FWイサーク・クエンカ(スペイン) ブルサスポル(TUR)→グラナダ
MFジョアン・ベルドゥ(スペイン) フィオレンティーナ(ITA)→レバンテ
FWジュゼッペ・ロッシ(イタリア) フィオレンティーナ(ITA)→レバンテ

■プレミアリーグ(ポジション/名前/国籍/前所属/移籍先)
MFモハメド・エルネニー(エジプト) バーゼル(SUI)→アーセナル
FWエマヌエル・エメニケ(ナイジェリア) フェネルバフチェ(TUR)→ウェストハム
DFスティーヴン・コーカー(イングランド) QPR(2部)→リヴァプール
FWチャーリー・オースティン(イングランド) QPR(2部)→サウサンプトン

MFジャネリ・インビュラ(フランス) ポルト(POR)→ストーク
MFマリオ・スアレス(スペイン) フィオレンティーナ(ITA)→ワトフォード
FWノルディン・アムラバト(モロッコ) マラガ→ワトフォード
FWフアン・イトゥルベ(アルゼンチン) ローマ(ITA)→ワトフォード

FWエマニュエル・アデバヨール(トーゴ) 無所属→クリスタル・パレス
FWアレシャンドレ・パト(ブラジル) コリンチャンス(BRA)→チェルシー
FWウマル・ニアセ(セネガル) ロコモティフ・モスクワ(RUS)→エヴァートン
MFサンドロ(ブラジル) QPR(2部)→ウェスト・ブロムウィッチ