上海紙「新聞晨報」は18日付で、アップル社の委託によりiPhone6の組み立てを行っている中国国内の工場で、生産ライン物資監理員ら職員/関係者6人が発売前の時点で製品227台と部品を盗んで、転売していたと伝える記事を掲載した。

 iPhone6は2014年9月19日に、オーストラリア、日本、香港、シンガポール、ドイツ、フランス、イギリス、カナダ、アメリカ合衆国、プエルトリコ(時差順)で先行発売された。

 中国国内の組み立て工場で、職員らが最初にiPhone6を盗んだのは同年6月だったという。生産ラインから抜き取った品はまず、同じ棟の男性用トイレの天井裏に隠した。さらに、工場敷地内で営業している食堂の経営幹部に手渡した。同幹部は盗品を食材運搬車に積んだ。

 工場から出る場合には、持ち物や車の積み荷の検査があったが、食堂関係の自動車であるため、そのまま工場外に持ち出せたという。

 最初に盗んだのはiPhone6が5台だったが、「うまくいった」ので犯行を繰り返した。1度に盗む台数は次第に多くなったという。6人は今年(2015年)1月まで同じ手口でiPhone6や部品を持ち出した。

 盗品は転売して現金化したとされる。盗品の総額は102万元(約1898万円)とされている。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:(C)Andriy Popov/123RF.COM)