電車でついウトウトして、気づいたらとんでもないところにいた、という経験はないだろうか。その結果が「県境越え」だったとしたら、その絶望感は計り知れない。福岡県の60代男性から寄せられたのは、今から30年ほど前、12月の暮れに起きたという強烈な「寝過ごし」エピソードだ。(文:篠原みつき)「関門海峡を渡り山口県下関駅まで行ってしまいました。着いたら、夜中を回っていて帰るに帰れず……」帰りは「新幹線代が足らなか