ドジャース・大谷翔平17号 ジーター抜いた先頭弾30本目!メジャー300号あと3本
◇インターリーグ ドジャース2―1ツインズ (2026年6月22日 ミネアポリス)
ドジャースの大谷翔平投手(31)は22日(日本時間23日)のツインズ戦に「1番・DH」で出場し、今季6本目の初回先頭打者本塁打を放った。通算30本は元ヤンキースのデレク・ジーターらを抜いて歴代23位タイ。両リーグ最速の50勝到達に貢献した。直近は打者出場10試合で計6発。得意の6月は今季の月間最多7発目を数え、残り3本に迫るメジャー通算300号は時間の問題だ。
会心の手応えは、華麗なバットフリップが物語る。打球速度112・8マイル(約181・5キロ)、打球飛距離414フィート(約126・2メートル)、打球角度25度の爆速弾。大谷は右翼席後方の広場まで先制17号を飛ばし、ゆっくりとダイヤモンドを一周して本塁を踏んだ。
初回。1ボールから右腕マシューズのチェンジアップを一振りで仕留めた。今季6本目の初回先頭打者アーチ。通算では元ヤンキースのジーターらを抜いて歴代23位タイとなる30本目を数え、日本選手最多37本のイチローまで残り7本とした。
打者出場した直近10試合で6発、第2子誕生後は3戦2発。4月の6発を上回る今季月間最多7発となり、得意の6月はやはり量産態勢に入った。デーブ・ロバーツ監督は「低めのボール球に手を出さなくなっている。有利な状況でしっかりスイングができている。そういう打席ができる時は本当に誰にも負けない存在。特別な6月を過ごしている」と絶賛した。
気になるのは左膝の状態だ。前日オリオールズ戦の初回に二塁から生還した際、ぎごちない走り方でベンチへ戻った。心配したディノ・エベル三塁走塁コーチから「膝はどうだ?」と聞かれ、「大丈夫です。問題ありません」と即答したという。11日に「炎症」のため代打を送られて交代。最近は試合後に患部をアイシング治療するなど入念にケアし、試合に出場しながら100%の状態を取り戻そうとしている。
外野手タッカーが「腰のけいれん」で2回に代走を送られ、捕手ラッシングは「脳振とうの可能性」で3回の守備から退いた。同僚にアクシデントが相次いだ中、7回の二ゴロ併殺打では一塁へ懸命な全力疾走。9回は一塁に走者がいながら、敬遠四球で勝負を避けられ存在の大きさを改めて示した。
試合前はブルペン入りして投手でも調整。登板予定の24日(日本時間25日)のミネアポリスは雨予報でも、50勝到達に貢献した表情は晴れやかだった。(小林 伊織)
