きょうのポンドドルはNY時間にかけて買いが優勢となっており一時1.3270ドル近辺まで上昇する場面が見られた。一方、ポンド円は214円台半ばに上昇していたが、NY時間に入って円高の動きが見られており、213円台に値を落としている。

 ロンドン時間にスターマー英首相が辞任を発表。新首相は9月までに就任するとしている。先週の補欠選挙で当選したバーナム・前マンチェスター市長が次期首相の有力候補で、労働党内で有力な対抗馬もいないようだ。投資家にとって大きな問題は、バーナム氏が首相に就任した場合、英財政にどのような影響が及ぶかだ。パーナム氏はいまのところ、首相としてどのような政策を進めるのかについてほとんど明確にしていない。

 ストラテジストは「市場はバーナム氏の財政政策に対する考え方と、現在の財政ルールが緩和されるかどうかに注目するだろう」と指摘。財政ルールの緩和ならポンド相場を圧迫する可能性が高まるとの見方を示している。

GBP/USD 1.3243 GBP/JPY 213.96 EUR/GBP 0.8631

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美