【宮島ボート G1宮島チャンピオンカップ】岩瀬裕亮が10回目のG1優出で初V
ボートレース宮島開設72周年記念G1「宮島チャンピオンカップ」は9日、第12Rで優勝戦が行われた。岩瀬裕亮(37=愛知)がインからコンマ13のスタートを決め、他艇を全く寄せ付けず先マイ快勝。10回目のG1優出でうれしい初Vを成し遂げた。2着は2周1Mで地元の高橋竜矢を全速ターンで抜いた山崎郡。また、節間の売り上げは72億4316万2700円で、目標の66億円を大きく上回った。
ついにG1タイトルをその手につかんだ。岩瀬はインから危なげなく押し切り。10回目の挑戦でG1初戴冠を成し遂げた。
「正直、優勝できそうな展開は何回かあったんですけどね。その都度、心が折れかかって。前節のびわこG2は優勝戦1枠で負けてしまって、寝られない日が続きました。でも、レースで味わった悔しさはレースでしか返せないので。今回は勝てて良かったです」
2連対率2位の72号機を引き当てると、2日目には6コースから3着にまとめて完全に流れをつかんだ。オール3連対で予選を2位で通過。準優11Rでは6秒56の破格の展示タイムを叩き出しての完璧な逃げを披露する。最終決戦も堂々とした王道の逃げで悲願を達成した。
タイトルとは無縁だった男が、今年1月にびわこでG2を制覇。デビュー16年目で待望の特別競走初Vを飾ると、長い長い呪縛から解き放たれた。5カ月後の今節は安芸国でG1タイトルを奪取した。
「エース機を引けたし流れが良かった。残すはSG。ちょっと年は食っちゃいましたけど、ここから頑張ります。今年の目標はとこなめのチャレンジカップ。いいリズムでこられているので、Fしないようにしたいです」
賞金1200万を積み上げランキングは12位まで上がった。まだ見ぬグランプリの舞台も現実味を帯びる。次は地元とこなめ周年記念。今からその戦いぶりが楽しみだ。(青木 一訓)
