51歳ボクサー恵良敏彦 現役引退を発表 一度引退も41歳で再起「身体がボロボロになるまで戦った」
49歳で日本ボクシングコミッション(JBC)のA級ボクサーライセンスを取得した恵良敏彦(51=陽光アダチ)が9日、自身のXで現役引退を発表した。
「本日、恵良敏彦はプロボクシングを引退することを決意いたしました」と決断を報告。「まずは、これまで支えてくださった皆様、応援してくださった皆様に心より感謝申し上げます」と感謝を記した。
94年に19歳でプロデビュー。1回59秒KO勝ちの鮮烈なデビュー戦を飾った。96年には座骨神経痛やヘルニアで引退を余儀なくされるが、13年にタイで現役復帰。当時41歳だった。投稿では、キャリアの苦難や実績を振り返りながら、「振り返れば、数え切れないほどの思い出があります」とつづった。
「私がボクシングを始めた時に掲げた目標はただ一つ。“やり切ること”」と、覚悟を決めて現役を続行。ケガや病気との闘いでもあった。「キャリア終盤にはヘルニア手術、眼窩底骨折、そして外傷性白内障の手術も経験しました。それでも最後の最後まで、自分にできるところまでやってやろう。そう思い続け、本日を迎えました」と振り返った。
24年にJBCへ復帰申請。病院での各種検査を含む審査をクリアし、49歳でJBCのA級ボクサーライセンスを発給されていた。
引退に際し、「身体がボロボロになるまで戦いました。そして36年間、自分自身に掲げた“やり切る”を貫くことができました」と自画自賛。「本当に幸せなボクシング人生。改めまして、支えてくださった全ての皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました」と、あらためて感謝をつづった。
今後は「海外で培ったプロモーターや世界のチャンピオンたちとの繋がりを活かし、日本ボクシング界の発展に少しでも貢献していきたいと思います」と、新たな挑戦を表明。「最後に。“揺るがない決意の先に未来はある。”」と記し、投稿を締めた。
通算戦績は33勝(27KO)4敗2分けだった。
