1日午前、ハンファエアロスペース大田工場で爆発事故が発生し、5人が死亡し2人が負傷した。[写真 聯合ニュース]

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ハンファグループがハンファエアロスペース大田(テジョン)事業場で発生した爆発事故により従業員5人が死亡したことに対し哀悼と謝罪の意を明らかにした。死亡事故が発生しただけに重大災害処罰法適用の可能性も提起される。

ハンファグループとハンファエアロスペースは1日、コメントを通じ「大切な従業員5人が死亡し悲痛な思いで深い哀悼を表す。死亡した従業員の冥福を祈り、遺族に心から慰労の言葉を申し上げる。事故で負傷した従業員の速やかな回復を祈り、治療にあらゆる支援を惜しまない」と明らかにした。

続けて「国民のみなさまにも頭を下げて謝罪する。ハンファグループとハンファエアロスペースは事故収拾に最善を尽くす。事故原因を徹底的に究明し。こうした悲惨な事故が再発しないようにするだろう」と付け加えた。

消防当局などによると、この日発生した事故により従業員5人が死亡し2人が重軽傷を負った。この日午前10時59分ごろに最初の通報が寄せられた。11時17分ごろに消防対応1段階が発令された後、火災発生50分後に初期鎮火が完了した。

ハンファエアロスペースは孫在一(ソン・ジェイル)代表理事の主宰によりソウル本社で対策会議を開き、事故現場にも対策本部を設けて消防・警察当局に協力しながら事故を収拾している。孫代表は会議直後に大田の事故現場に移動したという。

ハンファエアロスペース大田事業場は、航空、防衛産業、宇宙産業施設と装備を生産する核心施設だ。ハンファグループは2015年にサムスンからサムスンテックウィンを買収した後、数回にわたり事業構造を改編し2018年4月に航空エンジン事業だけ残しハンファエアロスペースとしてスタートさせた。ハンファエアロスペースは宇宙・航空と陸海空防衛産業の全領域に拡張し、大型推進機関開発や戦術武器(地対地)システム開発などをしている。

この日事故が発生したのは推進体実験空間という。関係者は「防衛産業の納品・輸出用ではなく、実験中に発生した事故と承知している。作業室で火薬洗浄作業をしていて原因未詳の爆発が発生したと推定される」と話した。多連装ロケット砲など武器類の推進機関開発過程では衝撃、摩擦、熱に敏感に反応し爆発や火災につながる恐れのある混合物が使われる。業界ではこうした高危険物質を取り扱う過程で発生した可能性が大きいとみている。

この日の事故で死亡者が発生し、重大災害処罰法適用の可能性も出ている。現行の重大災害処罰法は産業災害により死亡者が1人以上発生したり、同一事故で6カ月以上治療が必要な負傷者が2人以上発生した場合などを重大産業災害とする。ハンファエアロスペースが安全・保健措置に違反していたかが争点になる見通しだ。

ハンファエアロスペース大田事業場の爆発事故は今回が3度目だ。2018年5月の爆発事故では2人が死亡し、3人が激しいやけどで治療を受けていたが死亡した。翌2019年2月にも爆発と火災事故により作業員3人が死亡した。

防衛産業業界では今回の事故が韓国の防衛産業に及ぼす余波を懸念している。業界関係者は「受注活況の中でハンファエアロスペースが無理に事業を拡張し安全管理体系が現場の生産負担に追いついていなかったのではないかとの見方もある」と話している。