【日本ダービー】アルトラムス&マテンロウゲイル 野中厩舎の2頭“横山兄弟”に託す
「日本ダービー・G1」(31日、東京)
大一番にアルトラムスとマテンロウゲイルを送り込む野中厩舎。29日朝は2頭とも栗東の角馬場で最終調整を行い、準備完了。野中師は「順調だね。予定通りだよ」と満足げだ。
「典さん(横山典)に『息子をよろしくお願いします』と言われました」
笑みをこぼす指揮官は大舞台の鞍上を再び“横山兄弟”に託した。父・横山典は09年にロジユニヴァースに騎乗し、皐月賞14着からの逆転Vをやってのけた。あれから17年の時がたち、今度は息子たちが逆襲へ目を光らせる。
皐月賞で5番人気の支持に応えられず10着に終わったマテンロウゲイルはスタートが全て。野中師は「立ち遅れて、挟まれて、後ろで引っ掛かって…。正直1、2角で厳しいかなと思ったけど、4角からはグッと来ていた」と、かみ合わないレースのなかでも素質の片りんを感じ取った。最後のスパイスとして未勝利V以来のメンコ着用を決断。「未勝利を勝った時の進みが悪かったけど、馬場の影響もあったと思う。着けて害はないと思うし、やれることはやりたい」と意図を説明する。
毎日杯Vから駒を進めたアルトラムスも厳しい競馬を強いられた。「キャリアが浅いなかで内外からバンバンぶつけられちゃった」と肩を落とすトレーナー。それでもここへ向けては「先週の追い切りでは物足りず、今週はしっかりやって、かなり状態は上がってきた」と手応え。「ストライドも馬格の割に大きくてきれい。距離が心配だけど東京は合うと思う」と期待を寄せる。18年グレイル以来、8年ぶりに挑む祭典で輝きを放つつもりだ。
