ド軍同僚が証言 大谷翔平が舞台裏で見せた“怒り” 指揮官の休養要請に問答「『今日打たないのはどうだ?』って言うとショウヘイは本気で怒る」

二刀流の起用法を巡って大谷は指揮官に自身の考えを明確に伝えている(C)Getty Images
やはり今季も大谷翔平(ドジャース)の影響力は凄まじい。
約3年ぶりのレギュラーシーズン完走を目指す投打二刀流の真価が発揮されたのは、現地時間5月27日のロッキーズ戦だ。初回の第1打席に菅野智之から中堅手の頭上を越える特大の先頭打者アーチを放てば、投手としても6回(99球)を投げ、被安打0、7奪三振と快投。4回に四球と死球が絡んで1点を失ったが、“ノーヒットピッチング”を続けた。
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開幕からしばらくして打撃面ではスランプに陥った。それでも投手として開幕から9登板(55.0イニング)を消化して、防御率は0.82、WHIP0.82、被打率.147、被OPS.447と異次元の数値を叩き出した大谷は、打撃でも直近7試合で2本塁打、出塁率.406、長打率.542と力を発揮し始めている。
ふたたび異能を発揮し始めている偉才を、同僚たちはどう見ていたのか。現地時間5月28日に米スポーツ専門局『ESPN』のラジオ版である『ESPN LA』に出演したミゲル・ロハスは、「彼(大谷)を毎日見るってどういう気持ちなんだい?」と問われ、「ショウヘイは明らかに信じられない選手だろ? でも、何が信じられないって、毎日のコンディションの保ち方が一番凄いんだ」と熱弁。舞台裏での偉才の言動を明らかにしている。
「彼は休みを取りたがらない。監督や球団の関係者たちが、コンディション面を気遣って、『今日は打たないっていうのはどうだ?』と話を持っていくと、ショウヘイは本気で怒るんだよ」
すでに今期は4度も「投手専念」での起用が行われている。いずれも本人の体力面を考慮した球団の対応だったが、大谷は意外にも“反発”するという。無論、最終的には納得して判断しているのだろうが、彼の頭には常に「二刀流で世界一の選手になる」という目標が置かれているのだろう。
さらに「そういう怒りは、彼がチームを思っているからこそ。だからこそ、試合に出たがるんだ」と続けたロハスは、こうも漏らしている。
「ショウヘイは自分が打線にいることで、チームに良い影響が出ると理解している。たとえ打てずに苦しんでいても、身体に張りが出ている状況だったとしてもね。そこが俺は本当に毎日驚かされている部分だ。彼の持つ才能やフィールド上でのプレーはできる選手はいるはずだ。
でも、陰の準備やチームのために全てをやろうとする姿勢は、誰も真似できない。だって、ポストシーズン中に脱臼しながら出場を続けたんだよ? ありえないだろ? 彼は毎年のように最高であろうとするし、新しいことを成し遂げたいと思っている」
百戦錬磨の仲間たちをも驚かせる大谷。その世界屈指の才能は、今季の球界をまだまだ席巻していきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
