鎌田の前でガッツポーズを炸裂させたグラスナー監督。(C)Getty Images

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 名将オリバー・グラスナーが率い、鎌田大地を擁するクリスタル・パレスは現地5月27日、カンファレンスリーグ(ECL)の決勝で、スペイン勢のラージョとドイツで対戦。痺れる展開のなか、51分にジャン=フィリップ・マテタが決勝点を挙げ、1−0で激戦を制した。

 フランクフルトでもタッグを組んでいたグラスナー監督と鎌田にとっては、2021-22シーズンのヨーロッパリーグ(EL)に続いての欧州カップ戦制覇となった。

 欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトによれば、再びタイトルをもたらしたグラスナー監督は試合後、今季全体で60試合、今大会は予選2試合を含め、計17試合を戦い抜いての優勝である点に着目。18クラブで争うブンデスリーガを引き合いに出し、次のように語った。

「今日は60試合目だった。選手だけでなく、関係者全員にとって、今シーズンがいかに過酷なものだったかを思い出すよ。複雑なシーズンだったが、誰も文句を言わず、『全てあるがままに受け入れよう』と言った。私たちは17試合も戦ったんだ。これはブンデスリーガのシーズンの半分に相当する」
 
 51歳のオーストリア人指揮官は今季限りで勇退する。つまり、このラージョ戦がラストマッチだった。「これからどうする?」という問いに対しては、こう答えた。

「明後日のことなんて考えたくもないよ。私を知っている人なら誰でも知っているだろうが、今日まで私はトンネルの中にいて、この試合のことしか考えていなかった。今夜は選手たちとビールを何杯か飲むつもりだ。そして明日、飛行機でロンドンへ戻るよ!」

 振り返れば、パレスは2024-25シーズンにFAカップを制し、EL出場権を掴んだが、規約違反を理由に同大会への出場が叶わず。今夏にUEFAから権利を無効化され、一段階下のECLへの降格を命じられる波乱があったものの、見事にグラスナー体制の有終の美を飾った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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