家賃は選手時代の「約10倍」に…193cmのイケメンJリーガー→「バズる」料理研究家に転身した小泉勇人(30)が明かす、生活スタイルの“まさかの変化”
〈「練習に行こうと家のドアノブを回すと吐き気が…」193cmのイケメンJリーガーがキャリアを捨て「バズる」料理研究家になった“驚きのきっかけ”〉から続く
Jリーグのサッカー選手から料理研究家へ――。“ユニフォームを脱ぎ、エプロンを着た男”として注目を集めているのは、小泉勇人さん(@zumi_meshi)だ。
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9年間にわたる選手生活の中で、公式戦出場はわずか14試合。思うような結果を残せず、葛藤を抱えた日々も少なくなかったという。そんな小泉さんは現在、料理研究家としてセカンドキャリアを築く一方、ABEMAの恋愛リアリティー番組『恋愛病院』への出演をきっかけに、その知名度をさらに高めている。
“挫折を経験した元Jリーガー”は、なぜ料理の道へ進み、再び人前に立つことを選んだのか。小泉さん本人に、これまでの苦悩と現在の心境を聞いた。(全3回の2回目/最初から読む)

小泉勇人さん ©三宅史郎/文藝春秋
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「人生にはいろんな道がある」キャリアチェンジで家賃10倍の家に住むように…
――現在は、料理研究家としての活動のほか、大学でSNSセミナーを行うなど、講師としても活動されています。どのような思いで取り組まれているのでしょうか。
小泉勇人さん(以下、小泉) 大学生にとって、Jリーガーから料理研究家に転身した僕のキャリアって、けっこう面白いと思うんです。だから、「キャリアって1つじゃなくて、いろんな方向に広がっていくんだよ」ということを伝えたい。就活がうまくいかなかったり、夢を諦めてしまったりしている方に、「人生にはいろんな道があるんだよ」って、道しるべを提示してあげたいんです。
僕はサッカーを辞めましたけど、料理ビジネスで新しい道を切り拓くことができた。これからは“個”を強くしていく時代だと思うので、SNSでのブランディングや、自分をどう見せていくかも含めて伝えていきたいですね。僕の場合は、SNSが最強の名刺となりました。
――小泉さんの“SNSバズ戦略”を学びたい学生さんも多いのではないでしょうか。また、過去のインタビューでは、選手時代に住んでいたお部屋と比べて、10倍の家賃のところにお住まいだとお話しされています。夜景の見える素敵なお部屋や広いキッチンなど、ハイクラスな生活も発信されていらっしゃいますね。
小泉 実は、僕がこれを発信するのにはスポーツ選手に希望を持ってもらいたいという理由があるんです。引退後、収入が下がったり、仕事がなくなってしまう方もたくさんいるじゃないですか。僕自身、選手としてはなかなか輝けなかった。でも今、料理という別のフィールドでこうして活躍できている。
僕みたいなロールモデルがいることで、「引退後にも可能性はあるんだ」って、夢や希望を持ってもらえたらいいなと思っています。
美容にも力を入れて…「ロールモデル」であり続ける努力
――確かに、小泉さんのおっしゃる通り、現役引退後に苦労されるスポーツ選手も少なくありませんよね。
小泉 そういう選手を本当にたくさん見てきましたし、実際に相談を受けることも多かったんです。「現役時代はあんなにかっこよかったのに、もったいないな」って思うこともありました。人から憧れられていた存在には、ずっと輝き続けていてほしいという気持ちがあるんです。
引退後も活躍している選手が増えれば、現役のアスリートも、もっと安心して競技に打ち込めると思うんですよ。僕自身も、若い頃は「サッカー選手になっても、その後どうするの?」って言われたことがありました。確かに、親御さんからすると、息子をサッカー選手にするにはお金もかかるし、リスクもある。
でも、「アスリートになった先には、こんな道もあるんだ」と思ってもらえたら、スポーツ選手自体の価値も上がるし、市場も広がっていく。何より、親御さんも安心してお子さんを応援できると思うんです。
――アスリートを目指す方々や、その親御さんたちの不安も取り除いていらっしゃるのですね。素晴らしい活動です。また、家賃について教えていただきましたが、そのビジュアルを保つための美容にも投資しているのでしょうか。
小泉 美容は、髪や脱毛、サプリなどいろいろ気を遣っていますね。歯を整えると非常に印象が良くなるので、この前韓国で「ラミネートベニア」を受けましたし、クマが濃いと疲れてるように見えるのでクマ取りもしました。
というのも、食とか栄養について発信する以上、見た目に清潔感がないといけないと思うんです。たとえば、残念な体型の方が食の大切さを発信をしていても、説得力がないじゃないですか(笑)。
どんな情報を発信するかも大事だけど、誰が発信するかはもっと大事です。だから常に、人からどう見られるかを意識して生活するようにしています。
――小泉さんが美をキープされている秘訣がわかった気がします。さて、これまでにレシピ本も4冊出版されていますが、ご自身が開発されたレシピの中で、一番おすすめのメニューはどのようなものでしょうか。
小泉 僕、鶏胸肉をおいしく食べる調理法に関しては、絶対負けないと思っています(笑)。市販のサラダチキンには戻れなくなるくらい、ぷるぷるで絶品なんです。
なんでそこにこだわっているかというと、ダイエットや筋トレで食事を我慢している人って、すごく多いんですよね。でも、ストレスを抱えながら食べるのって、もったいないと思うんです。鶏胸肉なら、少しでもおいしく食べて健康でいながら、目的を達成できる。そういうメッセージを込めて発信しています。
“簡単で健康的”なレシピにこだわる理由
――インスタグラムで拝見しましたが、小泉さんお得意の“鶏ハム”、とてもおいしそうですね。また、忙しい社会人にはありがたい、レンジで簡単に作れる料理も数多く発信されていますね。
小泉 誰でも簡単に作れるレシピを発信しているのは、自炊人口を増やしたいという思いがあるからなんです。
例えば、料理が苦手な人でも、僕が投稿した簡単なレシピで成功体験を増やしてくれたら、自分って料理できるんだと自信がつきますよね。そうしたら、もっとやってみようって思うし、さらにこだわるようになったり健康についても考えてみようってなりますよね。
だけど、急に「ここでバルサミコ酢を使います」みたいな難しいレシピを発信したって、家にそんな調味料が豊富に置いていない方もいるじゃないですか。自炊人口を増やしたいのに、それだと間口が狭くなってしまう。だからまずは、キッチンに立つ習慣をつけてもらって、家にある材料で簡単に作れるものから始めてほしいという思いがあります。
そして自分や大切な誰か、こども達の健康を考えられる人がどんどん増えていけばいいと思っています。
――簡単なレシピには、素晴らしい思いが込められているんですね。また、小泉さんの投稿では、10品以上ものおいしそうなお料理がずらっと並んでいますよね。普段はどのくらい時間をかけてお料理をされているのでしょうか。
小泉 僕自身、あまり長時間キッチンに立ちたくないので、だいたい1時間くらいですね。タイマーをかけて、トースター、レンジ、コンロをフル活用しながら、「1時間で何品作れるか」をゲーム感覚で楽しんでいます。
――楽しみながら何品も作れるのはすごいですね。では、お料理が苦手な方に向けてアドバイスもいただきたいです。
小泉 まずは、基本の味付けを覚えることですね。それだけで、ある程度おいしくなります。
料理が苦手な方って、大さじ1杯とか計量せずに目分量で作ってしまうことも多いんです。でも、それって、まだ足し算もわからないのに、いきなり掛け算に挑戦するようなもの。まずは基本を覚えて、レシピ通りに忠実にやる。そうすれば、失敗はかなり防げます。
――サッカー選手から料理研究家へと転身されたご自身の歩みを振り返って、今、同じように悩んでいる方々へ伝えたいことがあれば教えてください。
小泉 たとえ肩書きがなくなったとしても、その人自身の価値がなくなるわけじゃないと思うんです。大企業に勤めているとか、有名事務所に所属しているとか、誰かの肩書きを借りるのではなく、自分自身の価値を高めていくことが大事。
「自分の価値の上げ方がわからない」という人も多いと思います。でも、まずは「この人から学びたい」と思える憧れの存在を見つけて、実際に会いに行ってみたり、真似してみたりするだけでも、人生は変わるんじゃないかなと思います。
〈「洗い物は任せていい?って投稿したらめちゃくちゃ怒られた」恋リア出演でも話題のイケメン料理研究家・小泉勇人(30)が語る、数々の“炎上”の裏側〉へ続く
(佐藤 ちひろ)
