長野県

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 長野県警は、2025年に届けられた落とし物の件数が、前年(20万9122件)から8%増の22万6549件だったと発表した。

 5年連続の増加で、08年に現行の統計になって以降、過去最多となった。大型商業施設の開業が要因の一つとみられる。

 発表によると、県内では昨年、現金約2億5994万円が拾得された。現金以外の品目別では、免許証や保険証など「証明書類・カード類」が27・1%、ハンカチや食器など「生活用品類」が9・5%と続いた。靴など「衣服・履物類」や定期券など「有価証券類」も次いで多かった。

 このうち、須坂署管内では、落とし物が前年から約2・3倍の約7500件に急増していた。昨年10月にイオンモール須坂(須坂市)が開業した影響もあるとみている。

 特異な拾得物もあった。昨年3月、特急「あずさ」の車内で塩尻駅員がヘビを捕獲し、塩尻署に届け出た。車内に持ち込まれたペットのヘビが逃げたとみられ、持ち主へ返還された。

 一方、県警によると、物を落とした人が届け出る「遺失届」は、前年比4%増の4万7445件だった。現金の遺失届の総額は約4億2245万円で、拾得届の総額を上回っていた。