田中碧“歴史的勝利”生んだ!4カ月ぶりリーグ戦先発で輝き リーズ45年ぶり敵地マンU戦白星
リーズの日本代表MF田中碧(27)が13日、約4カ月ぶりのリーグ戦先発となったマンチェスターU戦で2―1の歴史的白星に貢献した。決定機を生んだほか、攻守に躍動。1981年以来、45年ぶりとなる敵地「オールドトラフォード」でのリーグ戦勝利をもたらした。W杯2大会連続出場へ向け、チームでも主力返り咲きへ存在感を増してきた。
「夢の劇場」と呼ばれるオールドトラフォードで、田中が最高の輝きを見せた。5日のFA杯準々決勝ウェストハム戦では、39季ぶりの4強に導く先制点をマーク。昨年12月13日のブレントフォード戦以来、16試合ぶりとなるリーグ戦での先発を手繰り寄せ、再び最高のアピールに成功した。
鋭いパスや積極的な守備など攻守に気迫あふれるプレーを披露。最大の見せ場は2―0の前半45分だ。ペナルティーアーク手前で相手DFのパスをカットすると、勢いよくゴールに直進。ダブルタッチで相手GKを完全にかわし、シュート寸前で相手DFに防がれる決定的な場面を演出した。右足がつって交代した後半29分まで記録的な勝利に貢献し、降格圏との勝ち点差を6に広げた。
2部優勝を果たした昨季はチームのMVPに指名される絶対的な主力だった。一転、プレミア初参戦の今季は序盤の負傷も響き、リーグ戦32試合のうち先発は8試合にとどまる。それでも「少し出られないからって挑戦を諦める理由にはならない」と闘志を保ち続けている。
地元メディアによると、先発した公式戦(49試合)はクラブ史上最高の勝率(61・2%=30試合)かつ最低の敗戦率(6試合=12・2%)を記録。貢献度は数字上でも絶大だ。「リーズ・ライブ」の評価はチーム最高タイの9点で「試合を支配する場面もあった」と絶賛された。W杯北中米大会開幕まで約2カ月。前回カタール大会ではスペイン戦で決勝点をもたらした不屈の27歳が、一気にギアを上げてきた。
▽プレミア残留争い 18〜20位の3チームが2部に降格する。残り6節で、バーンリーとウルバーハンプトンは絶望的。15〜18位のリーズ(勝ち点36)、ノッティンガムF(33)、ウェストハム(32)、トットナム(30)からの1チーム降格が濃厚。
