【ラ・リーガ】ソシエダ3−3アラベス(日本時間4月11日/アノエタ)

【映像】相手を翻弄する圧巻ループパス

 敵を嘲笑うようなプレーだった。ソシエダに所属する日本代表のMF久保建英が冷静かつ華麗な技術で相手を翻弄してみせた。

 日本時間4月11日、ラ・リーガの第31節でソシエダはホームでアラベスと対戦。序盤から点の取り合いとなった試合は、前半を2―2で折り返した後半、左太もも裏負傷から83日ぶりに復帰した久保が54分にピッチに立つと、その6分後に勝ち越し弾をアシスト。ホームスタジアムに詰めかけたサポーターが背を向けて肩を組みジャンプする「ポズナンダンス」を披露して熱狂に沸く中、日本代表MFがさらに圧巻のパフォーマンスを披露した。

 アラベスに自陣右サイドに攻め込まれた場面で、ソシエダMFベニャト・トゥリエンテスがボール奪取して久保に預けると、相手のプレスを感じてそれを嘲笑うようなチップキックで味方に通したのだ。ボールを奪われた相手MFアントニオ・ブランコが猛烈なプレスをかけてきたタイミングで、足を振り抜くのではなく優しくタッチ。迫り来る相手選手の頭上を抜くと、その先にいた相手MFパブロ・イバニェスが足を伸ばしても届かない絶妙な弧を描きながら、ボールはMFルカ・スチッチの足元へと到達した。

 そこから一気に前線へと展開したパスは繋がらなかったものの、背番号14が、その真骨頂と言える左足の繊細な技術で攻撃の起点となってみせた。このシーンにはファンもSNSで「別格だな」「レベルがちがう」「久保さんキレッキレやん」「やっぱうまいね久保くん」「久保さすがすぎる」などといったコメントが寄せられ、復帰直後でハイパフォーマンスを見せつける日本代表MFのプレーに酔いしれていた。

 なお、試合は久保の決勝点アシストでホームチームが劇的な勝利かと思われたものの、終了間際の95+8分にまさかの失点。久保の復帰戦は3―3の引き分けとなった。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)