ドジャース最年長右腕トライネンが語る好調の秘訣、3連覇への思い「どのチームよりも優勝への飢えがある」
ドジャースの中継ぎ右腕ブレイク・トライネン投手(37)が13日(日本時間14日)、本紙取材に応じ、12年目のシーズンについて語った。同日試合前時点で6試合、5回1/3を投げ、防御率0・00。メジャー通算537登板を誇る不惑の右腕が好調の秘訣(ひけつ)や3連覇を目指すチームについて語った。(聞き手・柳原 直之)
――今季ここまで好投しているが、昨季までと何が違うか?
「ありがとう。体の状態がいいし、強さも感じている。スプリングトレーニングでいくつか調整をした。去年はやっていなかったことで、ボールの変化がより遅くなっていると思う。あとはストライクを投げること。ストライクを取れるとすごく楽になる。去年は主な2球種でストライクゾーンに入れられず苦しんだので、それが大きかった」
――メカニカルな変化か、メンタルの変化か?
「両方ある。ただメカニクスについては話さない。メンタル面では、自分に与えられたものは十分だと信じること。それ以上のことを心配する必要はない」
――今季導入のABS(自動ストライク判定)のチャレンジについてどんな意見を持っているか。
「正直、自分が好きか嫌いかは関係ない。これはもう導入されているものだから、投げるだけ。全く考えていない。ゾーンで打ち取れると信じることが大事で、その方がシンプルになる。ストライクを取って打ち取ることに集中するだけだ」
――37歳でこれだけのパフォーマンスができていることについて。
「本当に恵まれていると感じている。この年齢でプレーできているのは珍しいと思う。ポジションプレーヤーの方が多いのかは分からないが、あまり考えていない。自分がチーム最年長で、しかもこのチームにいることが信じられない。神が今の自分の立場を与えてくれていると感じている。ワールドシリーズに貢献できる立場にいることに感謝している」
――フィールド外で健康のために何をしている?
「特別なことはしていない。食事に気をつけているくらいで、極端なことはしない。お酒はほとんど飲まないし、タバコも吸わない。子どもが4人いるので、すべては家族のため。野球も好きだが、今は家族と神のためにプレーしている。家族のために生きているのに、そうでないことに時間を使うのは意味がない。健康に気をつけて、あとは神に任せている」
――40歳を超えてもプレーしたい希望があるのか?
「分からない。考えてはいるが、年齢の数字にこだわりはない。大事なのは家族。家族が“もう帰ってきてほしい”と思う時が来たら、その時にやめる。これまでやりたかったことはすべて達成してきた。このシーズンも成功すれば、その上に乗るものになる」
――このチームは過去数年と比べてどう?
「健康で、これまでのどのチームよりも優勝への飢えがある。こういう状況にいるのは本当に特別なことだし、今までで一番ハングリーなチームだと思う」
