「トイレが近くなり尿もれパッドが手放せない」そんな悩みに専門医が注意「常用はデメリットも。パッドの使用は外出時のみに」
トイレが近い、腟まわりが乾燥してかゆくなる……。気になるけれど人には相談しにくいフェムゾーンのトラブル対処法について専門医の女性医療クリニック・LUNAグループ理事長関口由紀先生に聞きました。(構成:浦上泰栄)
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「【悩み】1日に十数回トイレに行くことも。長時間の外出ができない」よりつづく
Q. 最近、トイレが近くなり、尿もれパッドが手放せません
A.
パッドに依存しすぎないよう、自宅ではショーツだけで過ごして。
「おしっこを漏らしてしまったらどうしよう!?」という不安から外出中だけでなく、自宅にいる時も尿もれパッドが外せないという人がいます。
気持ちはわかりますが、常用にはデメリットがあることを知りましょう。
一つは、「急な尿意に襲われてもパッドがあれば安心」という、精神的な依存が起こること。
骨盤底筋を鍛えたり、膀胱トレーニングで尿を溜める力を取り戻すことによって、根本原因である筋肉のゆるみを改善するのが本来の解決法です。パッドに頼りすぎると、自らの力で尿もれを改善する機会を逃す心配があります。
また、長時間つけっぱなしにすると、パッドに含まれた湿気で皮膚が蒸れて細菌の繁殖を招き、かゆみや炎症などの肌トラブルを引き起こすことも。
外出時などはパッドの使用時間を制限して、定期的に交換することで肌トラブルを防ぐようにします。
パッドを外した時のことを考えて、ショーツはフェムゾーンへの刺激が少ない綿素材を選びましょう。
