スポニチ

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 今秋の「U18アジア野球選手権」に出場する高校日本代表の強化合宿が4日、奈良県内の練習場で2日目を実施した。

 午前中に2日連続となるシート打撃を行うと、その後に紅白戦も実施。「実戦漬け」で戦力の見極めを行った。

 今回参加した代表候補選手41人のうち、甲子園未経験組は7人。その中でも、最速147キロを誇る投打二刀流の中京(岐阜)・鈴木悠悟(3年)が存在感を放った。

 シート打撃登板では打者7人に被安打2、3奪三振。NPBスカウトのスピードガンで144キロを計測するなど、得意球のスライダーだけでなく、直球やスプリットを中心に押し込んだ。

 「いい打者との対戦を楽しみにしていた。この冬に鍛えてきた直球で押すことができた。いい直球が投げられたのかなと思います」

 打者としては北海(北海道)の森健成(2年)から中前打を放ち、岡田龍生監督は「いい投球だったし(投打)両方できるのはありがたい」と評価した。

 「高校に入った時から監督さんに“この年代を代表する選手にならないといけない”と言われてきた。この合宿に来てジャパン入りへの思いも強まりましたし、とても刺激のある合宿になっている。チームを甲子園に連れていき、絶対に高校代表に入って、目標であるプロ入りをかなえたいです」

 視察したソフトバンクの古沢勝吾スカウトは「曲がり球が得意だが、今日は落ち球で空振りも取れていた。リリースが安定しているから調子に波がなく、結果も安定している。いい投球だったと思います」と評価した。

 ◇鈴木 悠悟(すずき・ゆうご)2008年(平20)7月16日生まれ、滋賀県彦根市出身の17歳。小1から城西スポーツ少年団で野球を始めて投手と遊撃手を務める。中学では大津瀬田ボーイズに所属。中京では1年夏に背番号6でベンチ入りし、2年春から背番号1。50メートル走6秒3、遠投100メートル。1メートル77、73キロ。右投げ右打ち。