Wソックス村上宗隆は“欠点”改善されず…チーム事情含めクリアすべき課題がてんこ盛り
ホワイトソックス村上宗隆(26)はナ・リーグの強豪の一角であるブルワーズとの開幕カードで3試連続本塁打を放ったが、このまま本塁打を量産する保証はどこにもない。
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開幕から打った3本塁打を見てみると、1戦目は真ん中やや内寄り約146キロのカッター。2戦目はど真ん中約148キロのストレート。3戦目は内角低め約150キロのカッター。いずれも村上にとっては打ちごろの球だ。
開幕戦で対戦したブルワーズの最速167キロ右腕・ミジオロウスキー(23)とは2打席対戦して、いずれも四球。この2打席のうちストライクゾーンの高め速球は3球で、約159キロ、約157キロ、約155キロはすべて空振り。バットにかすりもしなかった。
「ベルトより上、150キロを超すフォーシームを苦にする」
メジャー球団のスカウティングリポートにこう記された欠点は、いまだ改善されていないことになる。
別の特派員はこう言った。
「開幕戦のミジオロウスキーの村上に対する1打席目は6球ともすべて高め。チェンジアップが1球ありましたけど、あとの5球はすべてストレートです。スカウトの評価が事実か、明らかに試しているような投球内容でした。ましてブルワーズはナ・リーグ中地区で3年連続地区優勝している強豪。日本で三冠王を獲得したルーキーのデータを収集しているのです。各球団がひと通り村上のデータを集めたら、村上への勝負球はいよいよベルトより高め150キロ超の速球になると思いますね」
ホワイトソックスの昨季のチーム総得点647とチーム総本塁打165は、ともにア・リーグで下から2番目。チームの最多本塁打はソーサ(26)の22本。本塁打を20本以上、打った打者は3人しかいなかった。オフは村上以外の長距離打者を補強しなかっただけに、貧打は相変わらず。長距離砲が限られるだけに、当然のことながら村上に対するマークは厳しいものになる。
昨季は60勝102敗で地区最下位。ア・リーグで唯一、100敗を喫したチームは、得点力に乏しいだけではない。
昨季のチーム防御率4.26はア・リーグ15球団中11位。既存の投手陣に昨年までの2年間、DeNAでプレーして計15勝15敗、防御率2.53だったケイ(31)を新たに加えた程度で、今季はさらに悪化した。開幕のブルワーズ3連戦は初戦から順に14、6、9失点。開幕3試合のチーム防御率10.13は30球団中ワースト。防御率が2ケタの大台にのっているのはホワイトソックスだけだ。
「よしんば村上が孤軍奮闘したとしても、点を取るそばから投手陣が吐き出しては、ザルで水をすくうようなもの。さらに村上には、お世辞にもうまいとはいえない守備の負担がある。近年の一塁手は守備のフォーメーションや連係プレーもあって、単に打つだけでは務まらないポジションです。打っても打ってもそれが勝利に結び付かない精神面の負荷に加え、メジャーの速い打球への対処などから肉体面の疲労ものしかかる。メジャーの過密日程やハードな移動から、ヤンキースでワールドシリーズMVPを獲得した松井秀喜ですら1年目は目覚まし時計をいくつもセットしなければならないほど疲労困憊だったといいますから。それらが打撃に影響しないとも限りません」(同)
村上が今後、クリアしなければならない課題はてんこ盛りだ。
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そんな村上だが、今夏にも「いきなり放出される可能性がある」と米メディアが予想している。いったいどういうことか。その確率はどれほどのものなのか。
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