KNB北日本放送

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県内最大の労働団体・連合富山は、今年の春闘の中間まとめを発表しました。
加盟組合は、これまでのところ過去最高の水準だった去年を上回る賃上げを引き出せているということです。

連合富山は会見を開き、加盟する民間の労働組合247のうち、きのうまでに妥結した大手企業など36組合の賃上げ状況を発表しました。

それによりますと、定期昇給を含めた賃上げ額は平均で月額1万6864円、率にして5.9パーセントのアップとなっています。過去最高の水準だった去年の同じ時期と比べて平均で774円高くなっています。

一方で、引き上げ率は大手と中小企業の間や業種間で格差があるのが現状です。

◆連合富山 宮崎敏裕 会長
「現時点でもこの大手との金額差というのは見えているわけでございまして、やはりここなんとかしていこうというのが毎年課題にあげている。労使でしっかり話していく、できないできないじゃなくてどうしたらできるのかという前向きな交渉が必要なんだろうな」

宮崎会長はここまでの妥結結果を今後本格化する中小企業の組合の交渉にも波及させたいとしました。

一方、イラン情勢が賃上げ交渉に与える影響については「これまでに報告を受けた組合からは交渉が後退したとは聞いていない」とした上で、「時間が経てば影響が広がってくると思うので状況を注視する必要がある」としました。