悲願の大関再昇進・霧島に吹く「横綱」への追い風 八角理事長が酷評する2横綱、悩める2大関の体たらく
後は本人の気持ちひとつだろう。
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3月場所で大関復帰を叶えた霧島(29)が25日、自身2度目の昇進伝達式に臨んだ。
協会からの使者に「さらなる高みを目指して一生懸命努力します」と口上を述べた霧島。直近3場所で34勝し、3月場所は12勝3敗で3度目の優勝。大関の昇進基準は「三役で3場所33勝」で霧島は起点が平幕だったものの、優勝を評価された。
前回の昇進は陸奥部屋時代の2023年。元大関霧島の師匠からしこ名を継承し、それまでの「霧馬山」から改名。しかし、首のケガもあって伸び悩み、大関在位わずか6場所で関脇に陥落した。
霧島にとって2度目の大関。口上通り、「さらなる高み」は可能か。
親方のひとりは「首の状態次第という面もある」と、こう続ける。
「首を故障して以降は安定感のある相撲が鳴りを潜めていた。それが今場所は頭から当たっていく相撲が目立っていた。もし、首の状態が改善されていれば、昇進の可能性は十分ある。なにせ、今は上位陣が不安だらけですからね」
5月場所からは2横綱3大関。一見、番付が充実しているように思えるものの、内情は異なる。
「2横綱はいずれも相撲に悩んでいるフシがある。豊昇龍は昇進後、一度も優勝できず、八角理事長(元横綱北勝海)からも『これというもの(型)がない』『12勝で優勝させる横綱はダメ』と連日、酷評された。大の里も左肩のケガの再発を恐れているのか持ち前の積極性がカゲを潜めがち。先場所、新大関で優勝した安青錦はまさかの負け越し。対戦相手から研究され、プロ入り初めての壁にぶつかっている。琴桜もあれだけの巨体を生かしきれない上、考えすぎるきらいがある。霧島に以前のような安定感が戻れば、『さらなる高み』へのチャンスはあるでしょう」(前出の親方)
ちなみに過去、大関に昇進しながら横綱まで辿り着けなかったモンゴル出身力士は皆無だ。
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3月場所で最も注目を集めた力士は、元横綱照ノ富士から暴行被害を受けた伯乃富士だろう。事件現場は酒の席だったというが、いったいなぜボコボコにされたのか。取材を進めると「タニマチの連れの女性に手を出した」という驚愕の証言や、もともと「女癖」「酒癖」「非常識」が問題視されていたという声も聞こえてきた。いったいどういうことか。
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