脳科学者・茂木健一郎氏が語る「リモート越しでは得られない人間同士の“本気”」
動画「人と人とが顔を合わせることの大切さ」で、脳科学者・茂木健一郎氏が「対面で会うことの意味」について持論を展開した。茂木氏はリモートワークやオンライン授業が当たり前となった現代に、あらためて“生身の人間が目の前にいることが持つ重要性”に言及。「人が対面で会うってことの意味というのは非常に大きいわけですよね」と強調した。
茂木氏は、幼児の言語発達を研究したパトリシア・クール氏の実験を引用。アメリカの子どもたちに中国語の母音を習得させる際、「生身の人間が目の前にいて相互作用すると覚えるけど、音声テープやビデオを見せるだけでは習得できない。さらにリモートのリアルタイムやり取りでも効果が出なかった」と語った上で、「目の前に身体性を持った人間がいることで、脳が本気になる」と脳の回路が直接的な刺激を受けることを強調した。
さらに、茂木氏は「我々も目の前に誰かがいるのと、録音や録画を見る、あるいはリモートでやり取りするのでは感覚が違う」とし、「大人になれば抽象化した世界で生きているが、生身の人間がいないと本気にならない部分は依然として存在する」と個人の成長や共感において“現実の対面”が及ぼす力を語った。
また、「会社や大学、コミュニティではやはり人が実際に会う価値がある。交わす言葉の染み込み方も違う」と指摘。ノーベル物理学賞のロジャー・ペンローズ氏との対面談話エピソードも紹介し、「目の前で話を聞くのは動画で講義を見るのとは全く違う印象を受ける」と述懐した。
動画の締めくくりとして、「やはり人と人とが顔を合わせる、そういうコミュニティを作ることは今も非常に重要。今後の学びや仕事の設計においても絶対に無視してはいけない点」だと語り、現代社会における“対面の価値”を力強く訴えていた。
茂木氏は、幼児の言語発達を研究したパトリシア・クール氏の実験を引用。アメリカの子どもたちに中国語の母音を習得させる際、「生身の人間が目の前にいて相互作用すると覚えるけど、音声テープやビデオを見せるだけでは習得できない。さらにリモートのリアルタイムやり取りでも効果が出なかった」と語った上で、「目の前に身体性を持った人間がいることで、脳が本気になる」と脳の回路が直接的な刺激を受けることを強調した。
さらに、茂木氏は「我々も目の前に誰かがいるのと、録音や録画を見る、あるいはリモートでやり取りするのでは感覚が違う」とし、「大人になれば抽象化した世界で生きているが、生身の人間がいないと本気にならない部分は依然として存在する」と個人の成長や共感において“現実の対面”が及ぼす力を語った。
また、「会社や大学、コミュニティではやはり人が実際に会う価値がある。交わす言葉の染み込み方も違う」と指摘。ノーベル物理学賞のロジャー・ペンローズ氏との対面談話エピソードも紹介し、「目の前で話を聞くのは動画で講義を見るのとは全く違う印象を受ける」と述懐した。
動画の締めくくりとして、「やはり人と人とが顔を合わせる、そういうコミュニティを作ることは今も非常に重要。今後の学びや仕事の設計においても絶対に無視してはいけない点」だと語り、現代社会における“対面の価値”を力強く訴えていた。
YouTubeの動画内容
関連記事
茂木健一郎「一期一会なんだよ」サッカー日本代表が教えてくれた人生の真理
【#旅ラン】茂木健一郎が札幌の街を出走!「昔の洋館だな」と歴史に触れる大満足のコース
「休むこと自体がストレスになる」現代人の罠。茂木健一郎が語る休息の重要性
チャンネル情報
一人ひとりの「個性」が活かせて、「自由」で、「創造的」な生き方ができるように、応援するような発信をしていきたいと思います。複雑な現代を生きるための、科学、社会、本、音楽、映画、文化、芸術、人間、コメディを扱う総合的な脳の教養のチャンネルです。人間の脳のこと、人工知能のこと、創造性のこと、個性のことなどを考えます。