Adobeのストックフォト販売サイト「Adob​​e Stock」で、イスラエル・ハマス戦争に関するAI製のフェイク画像が販売されていることが明らかになりました。

Adobe is selling fake AI images of war in Israel-Palestine

https://www.crikey.com.au/2023/11/01/israel-gaza-adobe-artificial-intelligence-images-fake-news/

Adobe Stockで「Israel Gaza」などと検索すると、イスラエル・ハマス戦争関連の画像が大量に表示されます。以下画像は、「ハマスとイスラエルの戦争の現実」というタイトルとともに、空爆を想起させるようなシーンが映し出されているもの。なお、Adobe StockはAIで生成した画像の配布を許可しており、AI製画像には「AIによる生成」というタグを付けて他と区別できるようにしています。



AI製の画像を除外して検索することも可能。



Adobe Stock上ではAI製であることが一目でわかる画像でも、ひとたび外部サイトに掲載されればその出典の担保が消え去ってしまいます。ニュースサイトのCrikeyによると、Adobe Stockで「パレスチナ」と検索して出てくる画像のひとつが小規模なニュースサイトに使用されていて、AI製であることが明記されることなく、イスラエル・ハマス戦争のニュースを伝える記事に掲載されているそうです。



ロイヤルメルボルン工科大学でAI製画像について研究しているT.J. Thomson教授は「AI製画像利用時の透明性担保の問題や、一般のユーザーがAI製画像を見分けられる十分なリテラシーがあるかどうかについて懸念があります。AI製画像は人々を惑わし、現実をゆがめ、真実や正確さに対する我々の認識を混乱させる可能性があるのです」と指摘。「過度に用心深くなる必要はありませんが、AI製画像に触れる際はちょっとした知恵と慎重さも必要になります」と付け加えました。