ラファエル・レオン、ACミラン残留を宣言「ここで更なる高みを目指す」

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2019年に当時まだ20歳の若者だったラファエル・レオンの獲得に向けて、ACミランがオリンピック・リヨンに移籍金3000万ユーロほどを投じたことは、あれから4年が経過し明らかに成功だったと振り返られるだろう。これまロッソネリの一員として公式戦通算169試合に出場し46得点、38アシストをマークしたストライカーは、2022年にはスクテッド獲得も達成。
とりわけリスボン都市圏のアルマダでアンゴラ人の両親の息子として育ち、クリスチアーノ・ロナウドやズラタンイブラヒモビッチに憧れているという、卓越したスプリントとフィニッシュの能力が魅力的な若武者と、この春に2028年までさらに契約を延長できたことは、クラブにとって非常に大きな意味をもつものとなった。ただそれは決して長期滞在を約束するものではない。「サッカービジネスの世界は僕もわかっているよ」と『ミラノニュース』と連動した『GQポルトガル』とのインタビューの中で語った同選手は、「先行きなんてみえるものではない。」とコメント。
しかしながら「僕のことをとても歓迎してくれるクラブの一員として僕は今回契約を更新したのであり、もしも移籍を意識していたら、決してそんなことはしなかったよ。僕としてはこれから2・3年でここミラノで素晴らしい成果を手にしたいと思っている。それに集中しているんだよ」と語った。「このクラブは正しい道を歩んでいると思うし、僕個人としては自分をもっと高めていくということ。またCLの舞台に立てるだろうし、それが目標なんだ。まだ自分は若く、これからも大きな可能性があると思う。それに僕もチームも取り組んでいる。」