会計時の端数がなくなるのはありがたい

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ディスカウントストア「ドン・キホーテ」のサービス「ジャストBOX(ジャストボックス)」。レジ付近の箱の中に1円玉が用意されており、公式サイトのQ&Aページによると、「税込1000円以上のお会計の際ちょっと足りない1円玉を4円までご自由にお使いいただけます」というものだ。

ところが、サイトにあった「ジャストBOX」の項目は、2020年12月25日現在すでに削除されている。サービスの現状を調べた。

電子マネー会員向けに提供

ドン・キホーテを展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの広報室に取材した。ジャストボックスを提供している「ドン・キホーテ」は、現材何店舗あるかを質問した。

すると、ジャストボックスは20年6月末に全店でサービスを終了したとの答え。これまで提供してきた目的は主に「会計時の満足度向上」だったと、担当者は説明した。

一方で、現在はドン・キホーテ独自の電子マネー「majica」の会員向けに、「ご縁を結ぶ円満快計」というサービスを提供しているという。会計時にmajicaのカードかアプリを提示すれば、1001円(税込)以上の会計で「一の位」の端数が5円か0円になるとした。公式サイトによると、例として支払い額が1001円〜1004円だった場合は1000円に、1006円〜1009なら1005円になるという。

majicaで支払わない場合でも、majicaのカードとアプリを提示すれば「円満快計」サービスは受けられる。なおmajicaの会費や年会費は無料で、majicaのカードは店頭販売で100円(税込)。アプリの場合、カードを購入せずにサービスを利用できる。