2日放送、TBS「S☆1」では、日本人として2人目のNBA選手となった渡邊雄太を取材した。

今季、メンフィス・グリズリーズと契約し、田臥雄太以来となるNBAデビューを果たした渡邊。だが、正確には下部のGリーグに属するメンフィス・ハッスルとの「2-way契約」で、Gリーグを主戦場としながらNBAの試合にも出場している状態だ。

NBAとGリーグでは、待遇にも雲泥の差がある。例えば、NBAでは平均年俸8億円と破格の金額。だが、2-way契約の渡邊の年俸は、約870万円と100分の1しかない。また、NBAでは1試合に2万人近い観客動員を記録するが、Gリーグでは2000人に満たないこともある。

それだけに、渡邊は「まだまだ、あくまで2-Way契約なので、来年、本契約を勝ち取らなきゃいけない」と話す。では、そのために必要なことは何なのか。

渡邊は「シュート確率を上げること」だと明かした。「NBAで生き残っていくためには、僕はそこしかないと思っている」という。渡邊を獲得したグリズリーズのクリス・ウォレスGMも、「3ポイントシュートがうまくなり、体力がついて、NBAレベルの経験を積めば未来がある」と話した。

現在のNBAでは身長やポジションに関係なく3ポイントシュートを打つことが主流。中でも渡邊のポジションはその精度を求められるのだ。

大学での4年間で通算36.4%の成功率を記録した渡邊だが、この数字はNBAで上位50人にも届かない。渡邊は「36%では全然足りない。やっぱり40%は決めないといけない」と話す。

そのうえで課題となるのが、シュートモーションの癖の修正だ。渡邊は「シュートを打つときにボールを下ろす癖がある」と明かした。コーチからの指摘を受け、現在は「速く打てるモーションをつくる練習をしている」という。「ここまで違うのか」と、NBAの壁の高さを感じた渡邊は「今のままではNBAで活躍するには力不足と感じている」とコメント。「努力を続けて、NBAで活躍する選手にならなきゃいけない」と、さらなる向上に意気込んだ。