戸建住宅への高い依存度見直すミサワホームの一手
ミサワホームは工業化住宅の供給や住環境の整備で得た知見を活用。「今は住まい方や都市の再構築まで求められている」(都市開発課の山崎将仁課長)とみて、にぎわいや地域コミュニティーの創出に重きを置く。中長期では、空洞化や消滅可能性都市といった課題の解決も目指す。同事業が売上高に占める割合を、2019年度に16年度の9%から14%にする計画だ。
これをモデルに、さらにホテルや健康増進施設を備えた施設の開発にも着手した。同様の物件を年1件ずつ計画し、事業拡大に弾みを付ける。
医療や介護、子育て支援を中心とする複合施設やコンパクトシティーの開発と並行し、リファイニング建築を用いた既存ストックの活用も加速する。すでに、自治体や企業の遊休資産や専門学校を賃貸物件に再生させた。自社で手がける複合施設と組み合わせ、より大規模な整備も視野に入れる。付加価値を高めたいマンションデベロッパーとの共同事業にも乗り出す。
