雹(ひょう)は天からの落し物
きょう(2日)午前10時頃、下関、福岡で径5ミリから7ミリのひょう(雹)が降りました。空から降ってくる氷の塊は大きさが5ミリ以上のものをひょう、それよりも小さい氷塊はあられ(霰)と区別しています。
この図は下関と福岡でひょうを降らせた雨雲をとらえたものです。いつものレーダー図とは違い、色は雲の高さを表していて、青は高さ4-6キロ、黄色が6-8キロです。一部に黄色が見られることから、ひょうを降らせた雨雲は高さ6キロ程度あったことがわかります。
一年で最も多くひょうが観測されるのは12月。でも、ひょうの被害が多いのは5月です。どうしてでしょう?
それは農作物が生長を始める時期だからです。中谷宇吉郎は雪は天からの手紙という名言を残しましたが、ひょうは困った落し物でしょうか。
(気象予報士・片山 由紀子)
